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新学期が始まり、武蔵小杉の街にも子どもたちの元気な声が戻ってきましたね。
川崎市でのインフルエンザ流行期入りを受け、当院でもインフルエンザAの診断数がじわじわ増え、流行してきているのを感じています。当院の定点観測データに基づく、地域の感染症週報「もりのこIDWR(8/31-9/5)」をお届けします。
※IDWR=Infectious Diseae Weekly Report
<忙しい方のためのまとめ>
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| 感染症名 | 診断数 | 状況・前週比 |
| 急性胃腸炎(嘔吐下痢) | 22名 | ⚠️ |
| インフルエンザA型 | 15名 | 🔴 3倍に急増(前週5名) |
| RSウイルス感染症 | 5名 | 🟡 横ばい(ゼーゼー咳に注意) |
| 溶連菌感染症 | 3名 | 🟡 散発中 |
| ヒトメタニューモウイルス | 2名 | 🔵 散発中 |
| COVID-19(新型コロナ) | 1名 | 🔵 減少 |
| アデノウイルス感染症 | 1名 | 🔵 散発中 |
| 手足口病 / ヘルパンギーナ | 0名 | 🟢 完全終息 |
| マイコプラズマ感染症 | 0名 | 🟢 今週は0名 |
| 水痘 / おたふくかぜ / 百日咳 | 各0名 | 🟢 |
1. インフルエンザA型が15名へ急増。集団生活での感染に警戒を
前週5名だったインフルエンザA型が、一気に15名まで増えました。
新学期が始まり、教室や園庭で子どもたちが密に過ごす時間が増えたことが要因と考えられます。また、親御さんからこどもに感染するパターンも見受けられます。まだ夏ですので、なかなかインフルエンザが頭に浮かびにくいかもしれませんが、高熱を出した場合は(状態が落ち着いていれば)翌日に受診しインフルエンザの検査をすることをお勧めします。
当院では、あの鼻の奥に突っ込んでグリグリする綿棒のインフルエンザ迅速検査はなかなかしんどいと考え、本年は鼻の奥に突っ込まない「こちょこちょ」で済むインフルエンザ&COVID-19同時検出検査とAI内臓カメラ診断機器「nodoca」に対応しています。
詳しくは下記のBlogをご参照ください。
当院Blog「【2026年最新版】もう泣かせない!当院の「より痛くない」インフルエンザ・コロナ同時検査について」
また、9月1日(火)よりインフルエンザワクチンの予約受付を開始いたしました。
一般接種は10月1日開始ですが、流行期突入に伴い、鼻スプレーワクチン「フルミスト」は9月26日(土)から先行接種枠を追加設定しています。お子様とご家族を守るためにも、周囲の感染流行を阻止するためにも、早めのご予約をお勧めします。
詳細とご予約は下記のブログから!
当院Blog:「【9/1~予約開始、10/1接種開始】2026年度インフルエンザワクチン(注射ワクチン、経鼻スプレーワクチン(フルミスト®)両方取り揃え)」
フルミストにしようか、注射に迷う方はこちらも!
当院Blog:「【2026年最新】インフルエンザワクチン「注射」vs「点鼻(フルミスト)」どっちを選ぶ?小児科専門医が徹底比較!」
2. 急性胃腸炎(22名)と増加
今週は急性胃腸炎が22名でした。
環境の変化によるストレスや、夏の酷暑疲れが胃腸の動きを弱めていると考えられます。吐き気や下痢の症状が出たときは、一度にたくさん飲ませず、経口補水液などをスプーン1杯ずつこまめに与えるのがコツです。アルコール消毒は効きにくいため、帰宅時や食事前の「石鹸と流水での手洗い」を家族みんなで徹底してください。
3. 手足口病は終息、RSウイルスは乳幼児の咳や咳込み嘔吐に注意
7〜8月に大流行していた手足口病は、ついに0名となり落ち着きました。
代わってRSウイルス(5名)など、胸がゼーゼー鳴る呼吸器風邪が乳幼児を中心に残っています。乳幼児のRSウイルス感染は細気管支炎を引き起こしゼーゼーするため、苦しくなったり酸素レベルが下がってしまうような状態に陥りやすいことが分かっています。吐いてしまうくらいの咳やゼイゼイ、肋骨の間や下がペコペコへこむような呼吸が見られたらすぐ受診してください。

Q. 今かかってしまった場合、秋のインフルエンザワクチン接種は必要ですか?
A. はい、接種をお勧めします。
インフルエンザはA型だけでも複数の株があり、冬から春先にはB型が流行します。1回かかったからといって他の型への十分な免疫ができるわけではありません。回復後、体調が整ったら予定通りワクチンを打つのがエビデンスに基づいた感染予防策です。
Q. フルミスト(点鼻ワクチン)と従来の注射、どちらが良いですか?
A. どちらも十分な予防効果があります。お子さんの年齢や好みに合わせて選びましょう。
フルミストは2歳〜18歳未満が対象で、鼻にスプレーするだけなので「注射の痛みが苦手」というお子さんに最適です。また、1回の接種で済むメリットもあります。一方で、重度の喘息がある場合などは注射をお勧めすることもありますので、診察時に気軽にご相談ください。
新学期が始まり、子どもたちも知らず知らずのうちに緊張や疲れを溜め込んでいます。週末は無理な外出を避け、家でゆったり過ごす時間を作ってあげることも立派な感染予防です。
私たち「武蔵小杉 森のこどもクリニック小児科・皮膚科」は、いつでもご家族の不安に寄り添い、丁寧な説明と診療でお応えします。気兼ねなく頼ってください。
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当院の外観写真
日本医科大学医学部 卒業、順天堂大学大学院・医学研究科博士課程修了、国立国際医療研究センター小児科勤務、東京女子医科大学循環器小児科勤務
医学博士、日本小児科学会小児科専門医、日本小児科学会指導医、日本人類遺伝学会臨床遺伝専門医、そらいろ武蔵小杉保育園(嘱託医)、にじいろ保育園新丸子(嘱託医)
© Morino Kodomo Clinic
