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2026/09/04 リライトしています。
「武蔵小杉 森のこどもクリニック小児科・皮膚科」院長です。
日頃から当院の診療にご理解とご協力をいただき、誠にありがとうございます。
武蔵小杉の街にも、少しずつ冬の足音が聞こえてくる季節となりました。
この時期、私たち小児科医が(そして、お子さんを持つ親御さんたちが)最も警戒するのが、インフルエンザや新型コロナウイルスなどの感染症の流行です。
高熱やだるさで辛そうなお子さんを前にした時、親御さんにとって、そしてお子さん自身にとって、大きな大きな「壁」となるのが「検査の痛み」ですよね。
以前の検査といえば、長~い綿棒(鼻咽頭ぬぐい棒)を鼻の奥深くまでグッと差し込んでグリグリするものでした。泣き叫ぶお子さんをスタッフと親御さんで押さえながらの検査は、私たち医療者にとっても本当に心が痛む瞬間でした。
当院では「お子さんの負担を少しでも減らしたい」という思いから、カメラでのどを撮影するだけのAI検査「nodoca(ノドカ)」を2026年からいち導入し、多くの反響をいただきました。
しかし、2026年現在。医療の進歩はさらに進んでいます。
本日は、当院が今年の「ファーストチョイス(第一選択)」として皆様に自信を持っておすすめする、進化した「より痛くない・安心な検査」についてお話しします。
<忙しい方のためのまとめ>
お鼻の手前をコチョコチョするだけの「痛くない検査」が第一選択
かつてのように鼻の奥深くまで綿棒を入れることはありません。くすぐったい程度の「鼻腔ぬぐい」で、お子さんの恐怖や負担を大幅に減らします。
「インフル」と「コロナ」が1回の検査で同時に、早くわかる
10〜15分で両方の結果が出るため、ご家族の不安が早く解消され、保育園・学校・お仕事先への報告や対応が一度でスムーズに完結します。
カメラ検査「nodoca」よりも確実でメリット大
のどを撮るAI検査「nodoca」も引き続き可能ですが、コロナが判定できない点や、口を大きく開けるのが難しいお子さんもいるため、今年はより早く・確実にわかるお鼻の検査をおすすめしています。
「えっ、結局また鼻の検査をするの?」と思われた親御さん、まずは少し聞いてください。今年、当院がメインで行う「鼻腔(びくう)ぬぐい」という検査は、昔のあの痛い検査とは全く別物です。
最大の特徴は「くすぐったい程度」ということ。
長い綿棒を鼻の奥深くに入れるのではなく、お鼻の手前(入り口付近)を綿棒で「コチョコチョ」と優しくこするだけなのです。
実際、3歳くらいのお子さんでも、両鼻をコチョコチョされるだけで終わるため、「あれ?もう終わったの?」とケロッとしている子がほとんど。くすぐったそうにする程度で、痛がって泣き叫ぶようなことは劇的に減りました。
「痛くないなら、のどを撮るだけのnodocaでもいいのでは?」と思うかもしれません。実際、nodoca目当てで受診される方も多くいらっしゃいます。
それでも私たちが「鼻腔ぬぐい」を強くおすすめするのには、親御さんにとって非常に大きなメリットがあるからです。
① インフルエンザと新型コロナが「同時に」わかる
これが最大のメリットです。nodocaはインフルエンザしか判定できませんが、鼻腔ぬぐいなら1回のコチョコチョで、インフルとコロナの両方が10〜15分で同時に判明します。
「陰性」と分かればご家族の不安は一気に解消されますし、保育園や学校へも「検査をして、インフルでもコロナでもありませんでした」と自信を持って伝えることができます。
② 早く原因がわかるから、お仕事や生活への影響を最小限に
原因がわからないまま「明日また熱が下がらなければ来てください」となるのは、看病する親御さん(特にお仕事を調整されている方)にとって大きな負担です。病原体が早く正確にわかることで、適切な感染対策がとれ、家庭内感染を防ぐことにもつながります。
③ 検査が確実に、スムーズにできる
実はnodocaのカメラは案外太く、お子さんが「あーん」と大きく口を開け続け、のどの奥(のどちんこの奥)をしっかり見せてくれないと、エラーになって撮影ができません。「痛くない検査がいい」とnodocaを選んだものの、口をうまく開けられずに泣いてしまい、結局検査ができなかった…というケースが多々あるのです。お鼻の入り口をコチョコチョする鼻腔ぬぐいの方が、結果的にお子さんへの負担が少なく、確実に検査ができます。
2026年の当院では、この「鼻腔ぬぐい」と「nodoca」の2本柱で、お子さんに合わせた最適な検査をご提案します。
| 比較項目 | 🌟おすすめ:鼻腔ぬぐい(抗原検査) | AI搭載検査「nodoca」 |
| 検査方法 | 鼻の手前を綿棒で優しくコチョコチョ | のどの奥を専用カメラで撮影 |
| 痛みの程度 | くすぐったい程度 | 痛みはないが口を大きく開ける必要あり |
| わかる病気 | インフルエンザ + 新型コロナ | インフルエンザのみ |
| 対象年齢 | 0歳から可能 | 6歳以上 |
| 結果判明時間 | 10分~15分程度 | 専用問診記載に10分程度、判定は数秒 |
| こんな方に | ・コロナも同時に調べたい ・確実に検査を終えたい ・保育園等へ報告が必要 |
コロナの心配がなく、どうしても鼻を触られるのが嫌で、口を大きく開けられる |

当院を受診された際、「nodocaをご希望」と問診でご回答いただいた方にも、診察室で上記のようなお話をさせていただいております。
すると、「それなら、コロナも一緒にわかる鼻のコチョコチョの方がいいです!」と、ほとんどの親御さんが「鼻腔ぬぐい」に変更されます。
もちろん、「どうしても鼻に綿棒を近づけられるだけでパニックになってしまう(でも口は大きく開けられる)」という6歳以上のお子さんには、nodocaでの検査も対応可能です。
「武蔵小杉 森のこどもクリニック小児科・皮膚科」は、これからもエビデンス(科学的根拠)に基づいた最新・最適の医療を、お子さんの負担にならない優しい形で提供していきます。
もし、お子さんがお熱を出して「インフルエンザやコロナかも…でも痛い検査は可哀想だな」と受診をためらうことがあれば、ぜひ当院を思い出してください。
「痛くない、お鼻コチョコチョの検査で診てもらう?」
そうお子さんに伝えてあげてください。
私たちは、最新の医療知識と変わらない「優しく寄り添う心」を持って、武蔵小杉のお子さんたちとご家族をお待ちしています。何かご不明な点があれば、スタッフまでお気軽にご質問ください。
【SNSでも情報発信中!】
当院のSNSでは、小児科・皮膚科に関する役立つ情報や、季節ごとの病気の注意点などを発信しています。ぜひフォローしてください!
Instagram: 武蔵小杉 森のこどもクリニック小児科・皮膚科
当院の外観写真
日本医科大学医学部 卒業、順天堂大学大学院・医学研究科博士課程修了、国立国際医療研究センター小児科勤務、東京女子医科大学循環器小児科勤務
医学博士、日本小児科学会小児科専門医、日本小児科学会指導医、日本人類遺伝学会臨床遺伝専門医、そらいろ武蔵小杉保育園(嘱託医)、にじいろ保育園新丸子(嘱託医)
© Morino Kodomo Clinic
