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当院の定点観測データに基づく、地域の感染症週報「もりのこIDWR」をお届けします。
※IDWR=Infectious Disease Weekly Report
新生活が始まって約1ヶ月。子どもたちも少しずつ新しい環境に慣れてきた頃でしょうか。それとも、「保育園の洗礼」にあい、発熱・鼻汁・咳を繰り返してしまっているかもしれません。
今週は非常に嬉しいニュースとして、冬から長く続いていたインフルエンザと新型コロナウイルスがついに「ゼロ」になりました!
しかし、安心したのも束の間。代わって「熱・喉の痛み・発疹(溶連菌)」と「長引く咳(ヒトメタニューモウイルスなど)」が流行の中心となっています。
来週からはゴールデンウィーク(GW)が始まります。連休を元気に過ごすためのポイントをお伝えします。
インフルエンザ・新型コロナがゼロになり、胃腸炎も順調に減少しています。現在は溶連菌とヒトメタニューモウイルスが流行のツートップです。
【当院の診断数】
溶連菌感染症:15件 🔴(先週12件からさらに増加・現在最も流行中!)
ヒトメタニューモウイルス感染症:9件 🔴(先週10件から高止まり・長引く咳に注意)
RSウイルス感染症:5件 🟡(先週から横ばい)
急性胃腸炎(嘔吐下痢):20件 🔵(先週25件から順調に減少)
アデノウイルス:2件 🟡(散発)
水痘(水ぼうそう):1件 🟡(散発)
おたふくかぜ:1件 🟡(散発)
インフルエンザA/B型:0件 🔵🎉(ついにゼロ!)
COVID-19:0件 🔵🎉(ゼロ継続!)
マイコプラズマ:0件 🔵
百日咳:0件 🔵
1. インフルエンザ・コロナがゼロに!
冬の間、子どもたちを苦しめていたウイルスがようやく落ち着きました。胃腸炎も減少傾向にあり、ご家庭での感染対策の成果がしっかりと表れています。
2. 今一番多いのは「溶連菌」です
現在最も多いのが、急な発熱と喉の痛み、時には発疹を伴う「溶連菌感染症」です。GW中に薬が切れてしまったり、自己判断で飲むのをやめてしまったりすると、再発や合併症(急性腎炎など)のリスクが高まります。処方された抗生剤は、連休中も忘れずに「最後まで必ず飲み切る」ようにしてください。
3. GWを元気に楽しむために
「ヒトメタニューモウイルス」による咳も引き続き多く見られます。新生活の疲れが溜まっているこの時期は、ちょっとしたお出かけでも思いのほか体力を消耗します。GW前半はゆっくり休養する日を作り、無理のないスケジュールで過ごすことが、連休後半の体調不良を防ぐコツです。
Q1. GW中に旅行へ行く予定ですが、咳と鼻水が少し出ています。
A. お出かけの前に、早めにかかりつけ医をご受診ください。 連休中は休診となるクリニックが多く、旅先で急に症状が悪化すると対応が難しくなります。「ただの風邪かな?」と思っても、お出かけの予定がある場合は、お薬に余裕を持たせるためにも連休前の受診をおすすめします。
Q2. 溶連菌の薬を飲んでいますが、連休中に出かけてもいいですか?
A. 抗生剤を飲み始めて24時間以上経ち、熱がなく本人が元気であればお出かけは可能です。ただし、病み上がりで体力は落ちています。人混みを避け、こまめに休憩や水分補給の時間をとってあげてください。そして何より、旅行先にも必ず抗生剤を持参し、忘れず飲み切ってください。
Q3. 休診中に急な発熱!どうすればいいですか?
A. 慌てずにお子さんの様子を観察し、必要に応じて休日急患診療所や「#8000」を活用しましょう。 水分が摂れていてスヤスヤ眠れているなら、まずは手持ちの解熱剤などで様子を見て大丈夫です。もし「水分が全く摂れない」「ぐったりして呼びかけに反応しない」「呼吸がひどく苦しそう」といった場合は、地域の休日急患診療所を受診するか、小児救急電話相談(#8000)へご相談ください。
ご家族の皆様へ
入園・入学・進級と、怒涛の4月を乗り切った子どもたち(そしてご家族の皆様!)、本当にお疲れ様です。
インフルエンザがゼロになりホッとする反面、新生活の疲れから溶連菌や咳の風邪をもらいやすい時期です。今年のGWは、どうぞ「頑張りすぎない」ことをテーマに、ご家族でリラックスした時間を過ごしてください。 連休前で気になる症状がある場合は、お早めに「森のこどもクリニック小児科・皮膚科」までご相談ください。皆様が笑顔で楽しいゴールデンウィークを迎えられますよう、心より願っております!
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当院の外観写真
日本医科大学医学部 卒業、順天堂大学大学院・医学研究科博士課程修了、国立国際医療研究センター小児科勤務、東京女子医科大学循環器小児科勤務
医学博士、日本小児科学会小児科専門医、日本小児科学会指導医、日本人類遺伝学会臨床遺伝専門医、そらいろ武蔵小杉保育園(嘱託医)、にじいろ保育園新丸子(嘱託医)
© Morino Kodomo Clinic
