カテゴリー: 小児科 - 中原区武蔵小杉駅の小児科・皮膚科 武蔵小杉森のこどもクリニック小児科・皮膚科

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そのしつこい咳、本当にただの風邪?知っておきたい「マイコプラズマ感染症」のすべて

クリニックの診察室で、こんなお話をよく耳にします。 「熱は下がったのに、咳だけがずっと残っていて…」 「夜中になると特に咳がひどくて、親子で寝不足なんです」 季節の変わり目や、集団生活が始まると、こどもは本当によく咳をします。そのほとんどは、いわゆる「風邪」と呼ばれるウイルス感染症なのですが、中には「ちょっとしつこいな」「普通の風邪とは様子が違うな」と感じる咳もあります。 そんな「しつこい咳」の原...

お子さんの首のしこり、もしかして?|「頸部嚢胞」の正体と、親が知っておくべきこと

頸部嚢胞は、こどもに比較的よく見られる首のしこりの一つです。でも、その名前だけを聞いても、一体何のことかさっぱりわからないお父さんお母さんも多いのではないでしょうか。 今回は、「頸部嚢胞(けいぶのうほう)」について、特に代表的な「正中頸嚢胞(せいちゅうけいのうほう)」と「側頸嚢胞(そくけいのうほう)」を中心に、日本小児科学会認定小児科専門医の視点からわかりやすくお話ししていきたいと思います。 ...

<事故予防⑧>ストップ!それは凶器に変わる!歯ブラシ・お箸の「ながら歩き」が招く恐ろしい事故とその予防法

はじめに 日常に潜む「ヒヤリ・ハット」にご用心   我々は日々の診療を通して、「未来を担うこどもの健やかな成長と幸せ」を何よりも願っています。しかし、その幸せな日常の中には、思わぬ危険が潜んでいることも事実です。特に、ご家庭で毎日使う歯ブラシやお箸が、一瞬にして「凶器」に変わってしまう恐ろしい事故があるのをご存知でしょうか? それは、こどもがこれらを口にくわえたまま転倒し、のどや口の奥、...

えっ、きのこが原因で?|見落としがちな子どもの「腸閉塞」と予防策

当院は、お子さんの風邪や予防接種・健診はもちろん、アレルギー、夜尿、低身長、心臓、赤ちゃんのあたまの形、便秘、トラベルワクチンなど、さまざまなご相談にお答えしています。どんなことでもお気軽にご相談ください。 さて、今回は少し注意が必要な、お子さんの「食餌性腸閉塞」についてお話しします。 「腸閉塞」と聞くと、大人では手術後の癒着が原因になることが多いとご存知の方もいらっしゃるかもしれません。し...

【小児科医が解説】抱っこで育む「生きる力」!抱き癖は本当に悪いの?エビデンスと実践のコツ

子育てをしている中で、赤ちゃんが泣き止まないとき、「抱っこ」を求めているのを感じる瞬間は、誰しも経験することだとおもいます。 この「抱っこ」という行為について、私たち小児科医のもとには、今でも様々な質問や不安の声が寄せられます。特に、「抱き癖がつくのが心配」というお声は、年代を問わず、多く聞かれます。 結論からお伝えします。安心して、迷わず抱っこしてあげてください! この記事では、抱っこに関する昔...

急な嘔吐・下痢!こどもの胃腸炎(感染性胃腸炎)、家庭でできる看護(ホームケア)の完全ガイド

「きのうまであんなに元気だったのに、急に吐いてしまった…」 「下痢が続いて、おしりがかぶれてかわいそう…」 お子さんの突然の嘔吐や下痢。どうしてあげたらいいのか、病院に連れて行くべきか、不安でいっぱいになることと思います。 今回はこどもの「胃腸炎(感染性胃腸炎)」について、ご家庭でできる具体的な看護(ホームケア)の方法から、受診のタイミングまで、日本小児科学会認定小児科専門医の視点から詳しく、そし...

子どもの「トイレ近い!」もしかして病気?頻尿の原因と見分け方

「ママ、トイレ行きたい」「また?さっき行ったばっかりでしょ?」 子育て中のご家庭で、こんな会話が頻繁に交わされていませんか? お子さんが何度もトイレに行くのを見ると、「もしかして何か病気?」と心配になりますよね。子どもの頻尿のほとんどは、特に病気のない生理的なものだったり、生活習慣が原因だったりします。しかし、中には注意が必要な病気が隠れていることも。 今回は、日本小児科学会認定小児科専門医の視点...

<事故予防⑦>その一瞬が命取り!ブラインドの紐の危険性から大切な命を守るために~小児科医からの切なる願い~

悲劇を繰り返さないために:小児科医として深く胸を痛めるニュース   先日、福岡県で起きた痛ましいニュースに、小児科医として深く胸を痛めています。報道によると、マンションの一室で、生後11ヶ月の女の子がブラインドの昇降コードが首に絡まった状態で発見され、その後、懸命な治療にもかかわらず、帰らぬ人となってしまいました。ご家族の悲しみを想像するだけで、私も言葉を失います。 🔗参...

大切な命を守るために:乳幼児突然死症候群(SIDS)を正しく理解し、リスクを下げる3つの大事なポイント

子育ては大変な時もありますが、喜びと発見に満ち溢れています。が、同時に「もしも」の不安がつきまとうのも事実です。特に、「乳幼児突然死症候群(SIDS:Sudden Infant Death Syndrome)」という言葉を聞くと、胸が締め付けられる思いをされる親御さんも少なくないでしょう。当院は地域のこども達のかかりつけ医として、日本小児科学会認定小児科専門医の立場からSIDSについてお話しするこ...

赤ちゃんの首の傾き、気になりませんか?いつも首をかしげてる?!「斜頸」のお話

「うちの子、いつも首をかしげている気がして…」 「寝かせると、いつも同じ方向ばかり向いているんです」 こんな風に、赤ちゃんの首の傾きについて心配されて、クリニックにいらっしゃるご家族にお会いすることがあります。今回は、そんな赤ちゃんの首の傾き「斜頸(しゃけい)」について、日本小児科学会認定小児科専門医の視点から、分かりやすくお話ししたいと思います。   斜頸って、どんな状態? &nb...
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