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日本気象協会から発表されている2022年春の花粉飛散予測(第2報)をお伝えします。
スギ花粉の飛び始めは全国的に例年並み(関東は2月上旬)ということです。
飛散量は、関東地方では例年並みとなっていますが、前シーズン比(2021年春との比較)で見ると並~少し多い予想となっています。
花粉症への対策は早めから始めることが有効であることが知られています。
1月末~2月第1週頃から抗ヒスタミン薬やステロイド点鼻薬などを開始すると良いでしょう。
通常の治療では症状をコントロールできない最重症の方には、抗IgE抗体薬「ゾレア®」治療が近年行われるようになってきています。
また、花粉症シーズンがオフとなる6月から舌下免疫療法(アレルギーの原因となるアレルゲンを毎日少量ずつ服用する治療法で体質の改善が期待できる治療法)を検討してみても良いと思います。
<参考リンク>
■日本気象協会 2022年春の花粉飛散予測(第2報)
■最重症の方への抗IgE抗体薬「ゾレア®」治療
■花粉症やダニアレルギーに対する舌下免疫療法
川崎市中原区
アクセス:武蔵小杉、新丸子、元住吉、武蔵中原
武蔵小杉 森のこどもクリニック小児科・皮膚科
院長 大熊 喜彰
日本医科大学医学部 卒業、順天堂大学大学院・医学研究科博士課程修了、国立国際医療研究センター小児科勤務、東京女子医科大学循環器小児科勤務
医学博士、日本小児科学会小児科専門医、日本小児科学会指導医、日本人類遺伝学会臨床遺伝専門医、そらいろ武蔵小杉保育園(嘱託医)、にじいろ保育園新丸子(嘱託医)