こどもの気管支喘息:原因から日常ケアまで詳しく解説 - 中原区、武蔵小杉駅の小児科 - 武蔵小杉森のこどもクリニックのブログ

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こどもの気管支喘息:原因から日常ケアまで詳しく解説

気管支喘息は、小児期に多く見られる慢性の呼吸器疾患で、アレルギーの素因を持った児に、季節の変わり目やウイルス感染などがきっかけとなって発症します。喘息を持つお子さんの生活を快適にするためには、適切な理解とケアが欠かせません。このブログでは、小児科医の視点から気管支喘息の原因、症状、日常生活での注意点、そして治療法についてわかりやすく解説します。


気管支喘息とは?

気管支喘息をもつ児では、元気な通常時でも気管支が慢性的に炎症を起こしています。そこに、特定の刺激が加わることによって気管支が狭くなり、呼吸困難や咳、喘鳴(ぜんめい:ゼーゼー、ヒューヒューといった音)を引き起こす病気です。日本では小学生の約5~10%が喘息を持っているとされています。


気管支喘息の主な原因・きっかけ

  1. アレルギー
    ダニ、ホコリ、花粉、ペットの毛などがトリガーになることがあります。
  2. 季節や天候の変化
    気温や湿度の急激な変化が発作を誘発することがあります。
  3. 感染症
    風邪などのウイルス感染がきっかけで喘息症状が悪化することがあります。
  4. 運動やストレス
    激しい運動や精神的な緊張も発作の原因となることがあります。

気管支喘息の主な症状

  • ゼーゼー、ヒューヒューといった呼吸音(喘鳴)
  • 夜間や早朝に強まる咳
  • 息苦しさ(呼吸困難)
  • 激しい運動後に咳が続く

これらの症状を繰り返す場合、気管支喘息の可能性があります。


日常生活でのケアと予防

  1. アレルゲンを避ける環境作り
    • ダニ対策:布団は定期的に天日干しや掃除機でケアしましょう。高額なダニ防止カバーなどは必要ありません。
    • 空気清浄機の活用:室内の空気を清潔に保つことが大切です。
    • ペット:アレルギーがある場合、直接触れ合うのを控えましょう。
  2. 発作のサインを見逃さない
    • 早めに症状を察知し、受診を検討しましょう。
    • 症状が悪化しそうなときも、医師に相談してください。
  3. 規則正しい生活習慣
    • 十分な睡眠とバランスの取れた食事で体調を整えましょう。
    • 適度な運動で体力づくりを心がけましょう。
  4. 季節ごとの注意点
    • 春や秋は花粉対策を徹底する。
    • 冬は乾燥対策として加湿器を使用し、風邪を予防する。

気管支喘息の治療法

治療の基本は大きく2つの柱です。
1つ目が、炎症を抑えるコントローラー(吸入ステロイド薬など)です。気管支喘息では、元気な通常時も気管支の慢性的な炎症挙がりますので、毎日とそれを抑えるようなコントローラーを使用するのが重要です。
2つ目は発作時の治療として使用するリリーバー(短時間作用型β2刺激薬)です。
上記2つの違いを理解し、正しく使い分けましょう。

  • 定期的な管理(コントローラー):医師の指示に従い、症状がない時でも治療を継続することが重要です。
  • リリーバーの正しい方法:正確に吸入できるよう、お子さんに理解を促しつつ親御さんがサポートしましょう。

受診が必要なサイン

以下の場合はすぐに医療機関を受診してください:

  • 息苦しさが強く、呼吸が困難な場合
  • 吸入薬を使っても症状が改善しない場合
  • 唇や顔色が青白くなる場合(チアノーゼ)

まとめ

気管支喘息は適切な管理と治療でコントロールできる病気です。上記のような管理を行うことで、大人の喘息に進展することを防ぐということが大きな目標となります。親御さんが病気を正しく理解し、日常生活で注意を払うことで、お子さんの生活の質を大きく向上させることができます。当院では、気管支喘息の診断や治療に力を入れていますので、疑問や不安がある方はぜひご相談ください。

 

川崎市中原区
アクセス:武蔵小杉、新丸子、元住吉、武蔵中原
武蔵小杉 森のこどもクリニック小児科・皮膚科
院長 大熊 喜彰

院長 大熊 喜彰 (おおくま よしあき)
記事監修
院長 大熊 喜彰
(おおくま よしあき)

日本医科大学医学部 卒業、順天堂大学大学院・医学研究科博士課程修了、国立国際医療研究センター小児科勤務、東京女子医科大学循環器小児科勤務

医学博士、日本小児科学会小児科専門医、日本小児科学会指導医、日本人類遺伝学会臨床遺伝専門医、そらいろ武蔵小杉保育園(嘱託医)、にじいろ保育園新丸子(嘱託医)

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