【2026年まとめ】RSウイルスから赤ちゃんを守る「ベイフォータス®」と「シナジス®」の違いとは?武蔵小杉で接種を検討中の方へ - 武蔵小杉駅の小児科 - 武蔵小杉森のこどもクリニック小児科・皮膚科のブログ

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【2026年まとめ】RSウイルスから赤ちゃんを守る「ベイフォータス®」と「シナジス®」の違いとは?武蔵小杉で接種を検討中の方へ

赤ちゃんが生まれてから、毎日が驚きと喜びの連続。
でも、それと同時に『病気になったらどうしよう』という不安も尽きないかもしれません。

特に、予定日より少し早く生まれた赤ちゃん(早産の方)や、心臓の病気、21トリソミー(ダウン症候群)などの基礎疾患を持つお子さんのご家族にとって、冬から春にかけて流行する「RSウイルス」は、決して軽視できない存在です。

これまでは「シナジス®」という注射が予防の主役でしたが、2024年から新たに「ベイフォータス®」という選択肢が加わりました。今回は、日本専門医機構認定小児科専門医かつ15年以上シナジス外来に携わっている立場から、これらのお薬の違いや、なぜ早めの対策が必要なのかを分かりやすく解説します。

色鉛筆風の温かいイラスト。大きな優しい手に包まれて穏やかに眠る赤ちゃんが、虹色のバリア(抗体・予防薬の象徴)でRSウイルスから守られています。バリアに弾かれるウイルスが描かれ、画像下部には「RSウイルス予防」のテキストがあります。


1. RSウイルスって、なぜそんなに怖いの?

RSウイルスは、誰もが2歳までに一度はかかると言われるほど身近なウイルスです。大人がかかれば「ただの鼻風邪」で終わることがほとんどですが、「小さな赤ちゃん」にとっては話が別です。

RSウイルスは肺の奥にある「細気管支」という細い空気の通り道で炎症を起こします。

  • ゼーゼーという苦しそうな呼吸(喘鳴)

  • ミルクを飲む力がなくなる

  • ひどい場合には無呼吸になる

特に、以下のようなお子さんは重症化しやすく、入院治療が必要になるケースが多いため、国によって「重症化予防の薬」の対象として定められています。

  • 早産児(特に35週以下で生まれたお子さん)

  • 先天性心疾患(心臓に病気があるお子さん)

  • 21トリソミー(ダウン症候群のお子さん)

  • 免疫不全慢性肺疾患を持つお子さん


2. 「シナジス」と「ベイフォータス」、何が違うの?

これまで長く使われてきた「シナジス」と、新しく登場した「ベイフォータス」。どちらもウイルスを攻撃する「抗体」を直接体に注入するお薬ですが、大きな違いが3つあります。

① 接種回数の違い

ここが一番大きな変化です。

  • シナジス
    効果が約1ヶ月しか持続しないため、流行期の間、「毎月1回」打つ必要があります。

  • ベイフォータス
    1回の注射で「約5ヶ月間(1シーズン)」効果が持続します。

「毎月病院に連れて行くのが大変…」「子供に何度も痛い思いをさせたくない」というご家族にとって、ベイフォータスは大きな福音となります。

② 予防の効果

研究データ(エビデンス)によると、ベイフォータスはRSウイルスによる下気道疾患(重篤な肺炎や細気管支炎)の発症を約80%抑制することが報告されています。これは従来のシナジスと同等、あるいはそれ以上の効果が期待できる数値です。

③ 投与のタイミング

シナジスは流行に合わせて打ち始めますが、ベイフォータスは「生まれた直後」や「流行シーズンが始まる直前」に1回打つことで、そのシーズンをカバーします。


3. 「35週台で生まれた赤ちゃん」のご家族へ伝えたいこと

ここが、私が今回一番お伝えしたいポイントです。

予定日より少し早く、35週台で生まれたお子さんは、実は「RSウイルスの重症化リスクが高い」ことが分かっています。しかし、大学病院やNICU(新生児集中治療室)がある大きな病院で生まれたお子さんは、退院時にしっかり説明を受けますが、一般的な産科クリニックで生まれた35週台のお子さんは、予防接種の案内が漏れてしまう、あるいは「グレーゾーン」として判断が曖昧になってしまうケースが見受けられます。

「うちは35週で生まれたけれど、注射が必要なのかな?」
「産院では何も言われなかったけれど、心配…」

そんな風に迷われている方は、ぜひ一度当院へご相談ください。35週(35週0日から35週6日)で生まれ、RSウイルスの流行期に生後6ヶ月以下(生後7か月未満の意ですので生後6カ月台の子も接種可能です)であるお子さんは、保険適応で接種が可能です。


4. 当院での取り組み

「大きな病院に行くのは待ち時間が長くて大変だし、感染症も心配…」
「でも、近所のクリニックで専門的な注射を打ってもらえるのか不安」

そんなご家族のために、当院では「シナジス」および「ベイフォータス」の両方に対応できる体制を整えています。

当院で接種を受けるメリット

  1. 小児科専門医による安心の診療
    RSウイルスだけでなく、お子さんの成長・発達全般をあわせて確認します。

  2. スムーズな予約体制
    地域密着のクリニックならではの柔軟な対応を心がけています。

  3. 分かりやすい説明
    丁寧にお話しします。


5. 費用について

RSウイルスの予防薬(シナジス・ベイフォータス)は非常に高価なお薬ですが、厚生労働省が定める対象のお子様であれば、健康保険および乳幼児医療費助成の対象となります。

ご家庭での自己負担は、他の定期予防接種や通常の診療と同様、お住まいの自治体の助成制度(武蔵小杉のある川崎市など)が適用されますので、ご安心ください。


おわりに:家族の笑顔を守るために

RSウイルスは、適切なタイミングで予防を行うことで、重症化を防ぎ、入院という辛い経験を回避できる可能性がぐっと高まります。

「あの時、打っておけばよかった」と後悔してほしくない。 それが、地域のお子さんたちの幸せを願う私たちの想いです。

早産で生まれたお子さん、心臓の持病があるお子さん、そして「うちの子はどうなのかな?」と不安に思っているお父さん、お母さん。 まずは、母子手帳を準備して当院にご相談ください。私たちが、お子さんの健康を守るお手伝いをさせていただきます。


ご予約・お問い合わせについて

当院でのシナジス・ベイフォータス接種をご希望の方は、在庫確保の関係上、事前にお電話(044-739-0888)でご相談ください。

 

 

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当院のSNSでは、小児科・皮膚科に関する役立つ情報や、季節ごとの病気の注意点などを発信しています。ぜひフォローしてください!

Instagram: 武蔵小杉 森のこどもクリニック小児科・皮膚科

 

 

武蔵小杉 森のこどもクリニック小児科・皮膚科の外観写真の画像
当院の外観写真

 

院長 大熊 喜彰 (おおくま よしあき)
記事監修
院長 大熊 喜彰
(おおくま よしあき)

日本医科大学医学部 卒業、順天堂大学大学院・医学研究科博士課程修了、国立国際医療研究センター小児科勤務、東京女子医科大学循環器小児科勤務

医学博士、日本小児科学会小児科専門医、日本小児科学会指導医、日本人類遺伝学会臨床遺伝専門医、そらいろ武蔵小杉保育園(嘱託医)、にじいろ保育園新丸子(嘱託医)

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