【武蔵小杉 森のこどもクリニック小児科・皮膚科の院長が解説】長野での「はしか(麻疹)」ニュースを見て不安なパパ・ママへ。こどもを守るワクチンの大切さ - 武蔵小杉駅の小児科 - 武蔵小杉森のこどもクリニック小児科・皮膚科のブログ

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【武蔵小杉 森のこどもクリニック小児科・皮膚科の院長が解説】長野での「はしか(麻疹)」ニュースを見て不安なパパ・ママへ。こどもを守るワクチンの大切さ

最近、長野県で10歳未満の女の子が「麻しん(はしか)」に感染したというニュースがありました(Yahooニュース記事)。発症前後に飲食店を利用していたため、感染拡大の注意喚起が行われています。スマートフォンなどで目にして、ハッとされた方も多いのではないでしょうか。

「うちの子は大丈夫かな?」
「お出かけ先で感染したらどうしよう…」

ニュースの舞台は長野市でしたが、新幹線や飛行機などで人の往来が活発な現代。ここ川崎市や武蔵小杉周辺でも、決して他人事ではありません。今日は日本専門医機構認定小児科専門医の立場から、「はしか」の本当の怖さと、お子様を守る唯一の盾である「ワクチン接種」の重要性についてお話しします。

「武蔵小杉 森のこどもクリニック小児科・皮膚科」の院長が、黒板を使って「はしか(麻疹)を防ぐためのMRワクチン」について解説しているイラスト。黒板には空気感染の注意点や、1歳と小学校入学前の年長さんでの2回接種の重要性が図解されています。画像右下にはクリニックの理念「家族とともに未来を担うこども達の健やかな成長と幸せを目指します」が記載されています。

はしかは「すれ違っただけでもうつる」ほど強力

はしかの最も恐ろしい特徴。それは「圧倒的な感染力」です。

私たちがよく知るインフルエンザや新型コロナウイルスは、主に飛沫(咳やくしゃみのしぶき)や接触で広がります。しかし、はしかは「空気感染」を起こします。 どういうことか。例えば、ショッピングモールや電車の中で感染者と同じ空間にいたとします。たとえすれ違っただけでも、あるいは感染者が立ち去った後でも、その空間の空気を吸い込むだけでうつる危険があるのです。普段のマスクや手洗いだけでは、はしかのウイルスは完全に防げません。

しかも、免疫を持たない人がウイルスに感染すると、ほぼ100%発症すると言われています。

最初は39度近い高熱や咳、鼻水など、重い風邪に似た症状が数日続きます。その後、口の中に「コプリック斑」と呼ばれる白い斑点が現れ、再び高熱が出るとともに全身に赤い発疹が広がります。 ただの発疹や熱で終わればまだ良いのですが、肺炎や中耳炎といった合併症を引き起こしやすいのも特徴。最悪の場合、脳炎を引き起こして命に関わることもあります。さらに、感染から数年〜十数年後に「亜急性硬化性全脳炎(SSPE)」という重篤な脳の病気を発症するリスクもゼロではありません。

はしかに特効薬はなし。最大の防御は「ワクチン」

これほど恐ろしい感染症ですが、現代の医学をもってしても「ウイルスを直接やっつける特効薬」はありません。万が一発症してしまったら、熱を下げたり水分を補給したりしながら、お子様自身の体力でウイルスに打ち勝つのをじっと待つしかないのです。

だからこそ、お子様を脅威から守る一番確実な方法が「MR(麻しん・風しん)ワクチンの予防接種」になります。

ワクチンを打つことで、お子様の体の中にウイルスと戦う「抗体(免疫)」をあらかじめ作っておくことができます。現在、日本ではMRワクチンを2回接種することが定期接種として定められています。このタイミングを逃さないことが非常に大切です。

  • 【1回目の接種】1歳のお誕生日を迎えたらすぐ!
    お母さんからもらった免疫(移行抗体)が減ってくる1歳を迎えたら、なるべく早めに(2歳の誕生日前日までに)接種しましょう。「1歳になったら、まずはMRワクチン!」と覚えておいてください。

  • 【2回目の接種】小学校入学前の「年長さん」の1年間に!
    小学校入学前の1年間(年長さんの時期:4月1日〜翌年3月31日)に2回目を接種します。集団生活が本格化する前に、しっかりとバリアを張っておきましょう。

ワクチンの安全性と副反応について

MRワクチンは生ワクチン(ウイルスの毒性を極めて弱くしたもの)です。接種後、1〜2週間くらいの間に熱が出たり、パラパラと少し発疹が出たりするお子様が数%いらっしゃいます。多くは数日で自然に治まります。 本当のはしかにかかって重症化するリスクに比べれば、ワクチンの安全性は極めて高く、接種するメリットが圧倒的に上回ります。もし接種後に気になる症状が長引く場合は、当院にご相談ください。

パパ・ママへのお願い➡「母子手帳」を開いてみてください

予防接種のスケジュール管理は複雑で本当に大変です。「あ、忘れてた!」となるワクチンがあるかもしれません。ぜひお子様の「母子手帳」を開いてみてください。

「1歳の時に、MRワクチン打ってるかな?」
「今、年長さんだけど、2回目のMRワクチンはもう済んだかな?」

もし「まだ打っていなかった!」「時期が過ぎちゃったかも」と気づいたら、当院にご相談ください。

当院でのご予約方法と費用について

接種の対象年齢によって、ご予約方法や費用が異なります。

① 定期接種の期間内の方(無料)
【対象】1歳〜2歳の誕生日前日までのお子様、および小学校入学前1年間(年長さん)のお子様
【費用】公費負担のため 無料 です。
【ご予約方法】 当院のWeb予約システムより、「予防接種・乳幼児健診・専門外来」タブを選択してご予約をお願いいたします。24時間スマートフォンからご予約可能です。

② 定期接種の期間を過ぎてしまった方(自費接種)
万が一定期接種の期間を過ぎてしまっていても、お子様を守るために接種を強くおすすめしています。
【費用】自費(任意接種)となり、11,000円(税込)です。
【ご予約方法】 ワクチンの在庫確保とスケジュールの確認が必要となりますので、必ずお電話(044-739-0888)にてご予約をお願いいたします。「はしかの自費接種を希望」とお伝えいただくとスムーズです。

「武蔵小杉 森のこどもクリニック小児科・皮膚科」では、お子様が怖がらないような優しい雰囲気づくりと、ご家族の不安を和らげる丁寧な説明をこころがけています。ご不明な点があれば、いつでもお気軽にお問い合わせください。

 

 

 

【SNSでも情報発信中!】

当院のSNSでは、小児科・皮膚科に関する役立つ情報や、季節ごとの病気の注意点などを発信しています。ぜひフォローしてください!

Instagram: 武蔵小杉 森のこどもクリニック小児科・皮膚科

 

 

武蔵小杉 森のこどもクリニック小児科・皮膚科の外観写真の画像
当院の外観写真

 

院長 大熊 喜彰 (おおくま よしあき)
記事監修
院長 大熊 喜彰
(おおくま よしあき)

日本医科大学医学部 卒業、順天堂大学大学院・医学研究科博士課程修了、国立国際医療研究センター小児科勤務、東京女子医科大学循環器小児科勤務

医学博士、日本小児科学会小児科専門医、日本小児科学会指導医、日本人類遺伝学会臨床遺伝専門医、そらいろ武蔵小杉保育園(嘱託医)、にじいろ保育園新丸子(嘱託医)

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