カテゴリー: 小児科 - 中原区武蔵小杉駅の小児科・皮膚科 武蔵小杉森のこどもクリニック小児科・皮膚科

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「ちょっとだけ」のつもりが命の危機に…こどもの車内熱中症にご注意を!

「5分だけだから…」その油断が命取りに 夏のある日、お母さんがスーパーに立ち寄るため、車内に赤ちゃんを残して買い物へ行きました。エンジンを止めた車の中、外気温は30℃。ほんの10分のつもりが、会計で手間取って15分に。戻ってきた時、赤ちゃんの顔は真っ赤で、ぐったりしていた――。 これは決して珍しい話ではありません。 毎年、車内での熱中症による痛ましい事故が起きています。小児科医として強くお伝えした...

【夏に大流行】ヘルパンギーナと手足口病ってなに?症状・違い・ホームケアのポイント

暑くなってくると、保育園や幼稚園でよく耳にする「ヘルパンギーナ」や「手足口病」。どちらも夏に流行するウイルス感染症で、まとめて「夏風邪」とも呼ばれます。似たような症状であるため、親御さんから「違いがよく分からない」とご相談いただくことが多いです。 今回は、日本小児科学会認定小児科専門医として、ヘルパンギーナと手足口病の特徴や見分け方、ご家庭でのケア方法について分かりやすくお話しします。 ヘルパ...

🌊夏に気をつけたい「プール熱」って?アデノウイルス感染症の症状と対策

夏になると、こどもたちが楽しみにしているのがプール。でもその裏で、注意が必要な感染症が増えてくるのをご存じでしょうか?その代表が「プール熱」とも呼ばれる咽頭結膜熱(いんとうけつまくねつ)です。 名前に「プール」とついていますが、プールだけが原因ではありません。こどもがかかりやすく、家族内感染もしやすいため、正しい知識と予防法を知っておくことが大切です。 🔍 プール熱ってどんな病...

【要注意】こどものイヤホン使用、大音量ライブ…知らないうちに「環境性難聴」になるかも?

最近、電車の中や自宅でイヤホンをつけて動画や音楽を楽しむこどもが増えています。音楽フェスやライブに親子で参加するご家庭も多くなりました。 WHO(世界保健機構)は、12歳から35歳までの若者を中心に、11億人がイヤホン難聴のリスクにさらされていると警告しています。特に、大音量かつ長時間のイヤホン使用が、難聴のリスクを高める原因となっています。 けれども、その「音の環境」、...

こどもが頭をぶつけた!病院に行くべきサインと対応のポイント

「赤ちゃんがベッドから落ちてしまった」 「少し目を離した隙に、ゴンッという音がして見に行ったら泣いていて頭にたんこぶができていた」 こうしたご相談、とても多く寄せられます。活発な年齢のこどもたちにとって、気をつけていても頭をぶつけることはありますよね。ですがその一方で、「脳に影響は?」「CT検査は必要?」と、不安になる親御さんも少なくありません。 今回は、「頭をぶつけた時に気をつけたいサイン」「受...

「赤ちゃんの粉ミルクは無菌じゃない!?」~安全に作るための“70℃ルール”

今回は、赤ちゃんの健康を守るうえでとても大切な「粉ミルクの調乳方法」についてお話しします。タイトルにもあるように、実は粉ミルクって無菌じゃないんです。この事実、ご存じでしたか? 粉ミルクにはまれにサカザキ菌が含まれていることも 粉ミルクの原料は製造過程で高温処理されていますが、その後の乾燥や包装の過程で、「サカザキ菌(Cronobacter sakazakii)」という菌が混入することがありま...

【注意!夏の食中毒③】それ、本当に安心ですか?加工食品とサルモネラの話

2025年5月、大手の輸入食品取扱店の「生ハム切り落とし」からサルモネラ菌が検出され、自主回収されるニュースがありました(NHK報道)。そのまま食べることが多い食品だけに、「うちの子は大丈夫?」と心配された方も多かったのではないでしょうか。 この記事では、小児科医としての視点から、サルモネラ菌の正体と家庭でできる対策をわかりやすくご紹介します。 👀 サルモネラ属菌ってどんな菌?...

北海道で確認!「ダニ媒介性脳炎」とは?子どもを守るために今知っておきたいこと

2025年6月、北海道・倶知安町で20代男性が「ダニ媒介性脳炎(TBE)」に感染し、重い症状に陥ったというニュースが報じられました(HTBニュース:北海道内で2例目の感染確認)。この病気、実は名前こそあまり知られていませんが、命に関わる可能性もある感染症です。 特に、お子さんが自然の中で遊ぶ機会が多くなるこれからの季節。親御さんにとっても「知らなかった」では済まされない重要な話題となっています。 ...

【注意!夏の食中毒②】子どもを守る、腸管出血性大腸菌とHUSの話

🌟 はじめに 先日、Yahoo!ニュースで報じられた幼児の腸管出血性大腸菌(EHEC)感染による重症化――胸が痛いニュースです。 Yahooニュース「3歳の女の子が腸管出血性大腸菌O157に感染 溶血性尿毒症症候群(HUS)を発症し入院・治療中 福岡市」 このような食中毒は決して遠い自分の身の回りで起きないような話ではなく、私たちの日常に潜んでいます。このブログでは、「腸管出血性大...

【注意!夏の食中毒①】こどももなりうる食中毒、カンピロバクターとは?──ギラン・バレー症候群の危険も!

先日、ニュースで大きく取り上げられていたこの事件をご覧になった方もいらっしゃるかもしれません。 Yahooニュース「また原因は「鶏レアチャーシュー」 体調不良続出のラーメン店、神戸市が食中毒断定・営業停止命令」 この事件、原因は「カンピロバクター」という細菌による食中毒でした。カンピロバクターによる食中毒は、重い後遺症を残すこともある「ギラン・バレー症候群(GBS)」を発症する可能性も秘めています...
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