ブログ
Blog
Blog
赤ちゃんを連れての初めての小児科受診、緊張しますよね。今日は、当院で行っている「2か月健診」について、パパやママに分かりやすくお話ししたいと思います。

「うちの子、もうすぐ2か月になるけど、健診って必要なのかな?」と疑問に思う方もいらっしゃるかもしれません。
生後2か月と言えばワクチンデビューだけじゃないの?という声もあるかもしれません。
答えは「ワクチンデビュー(予防接種)はもちろん重要です。2か月健診もとても大切です」。
母子手帳を広げてみてください。きっと「2か月健康診査」というページがあると思います。これは、乳幼児健康診査の一環で、赤ちゃんの健やかな成長を確かめるための大切な機会です。
「1か月健診は産院で受けたけど…」と思う方もいらっしゃいますよね。そうなんです、多くの場合、1か月健診はお母さんの産後1か月健診と一緒に、出産された産婦人科で行われます。これは、産後の回復状況を診てもらうい、赤ちゃんの成長も一緒に確認するため。産科の先生が診察してくれることが多いので、小児科医の診察とは少し違った視点での健診になります。
当院の2か月健診では、お子さんの成長を多角的にチェックし、パパやママの不安を解消できるよう、丁寧な健診を心がけています。健診費用は4,000円(税込)です。
赤ちゃんの成長の目安となるのが、身長、体重、頭囲、胸囲の測定です。
こうした疑問を、正確な測定で一緒に確認していきます。測定結果を成長曲線と照らし合わせながら、順調に成長しているか、また成長のペースはどうかなど、詳しくご説明します。「ちゃんと飲めているかな」「ミルクの量は足りてる?」といった心配事も、この結果を見ながらお話しできます。
当院の健診は日本専門医機構認定小児科専門医が責任を持って診察します。小児科医は、新生児から思春期まで、幅広い年齢の子どもたちの病気や成長を専門に学んでいます。
2か月を迎える頃は、夜泣きや寝ぐずり、授乳回数など、新たな悩みが出てくる時期です。
「夜なかなか寝てくれない」「おっぱいを飲んでくれない」「お肌のぶつぶつが気になる」など、小さなことでも構いません。「こんなこと聞いてもいいのかな?」と遠慮せず、ご家族の心配事を何でもご相談ください。
当院は「家族とともに未来を担うこども達の健やかな成長と幸せを目指します」という理念を掲げています。 健診は、お子さんの健康をチェックする場であると同時に、ご家族が安心して子育てできるようサポートする場でもあります。これまでの経験とエビデンスに基づいたアドバイスで、皆さんの不安を一つひとつ解決いたします。
最近、「赤ちゃんの頭の形が気になる」とご相談される親御さんが増えています。向き癖などで頭の形にゆがみが生じることは、決して珍しいことではありません(斜頭症、短頭症)。
当院では、ご希望の方に頭の形の計測を行っています。正確な計測器を使って、頭のゆがみの程度を数値で客観的に評価します。
もしゆがみが強いと判断した場合には、当院の「赤ちゃんのあたまの形外来」にてご家庭でできる対策や、必要に応じてヘルメット療法をご提案いたします。必要があれば連携している高次医療機関(大学病院など)に紹介いたします。
当院HP:「赤ちゃんのあたまの形外来」
当院では、健診専用の時間帯を設けています。予防接種と同時接種も可能ですので、ご希望の方はお気軽にご相談ください。
【2か月健診の持ち物】
ご予約は、当院のホームページまたはお電話にて承っております。
料金は、ワクチンデビューと2か月健診ともに行う方が無料、2か月健診のみ行う方が3960円となります。
2か月健診は、お子さんの成長を一緒に喜び、また、育児の不安や疑問を解消する大切な時間です。
「うちの子、順調に育ってるかな?」
この健診で「順調だね!」とお伝えできることが、私たち小児科医の何よりの喜びです。お子さんの笑顔と、ご家族の安心のために、いつでもお手伝いいたします。皆さんのご来院を、心よりお待ちしています。
【SNSでも情報発信中!】
当院のSNSでは、小児科・皮膚科に関する役立つ情報や、季節ごとの病気の注意点などを発信しています。ぜひフォローしてください!
Instagram: 武蔵小杉 森のこどもクリニック小児科・皮膚科
当院の外観写真
日本医科大学医学部 卒業、順天堂大学大学院・医学研究科博士課程修了、国立国際医療研究センター小児科勤務、東京女子医科大学循環器小児科勤務
医学博士、日本小児科学会小児科専門医、日本小児科学会指導医、日本人類遺伝学会臨床遺伝専門医、そらいろ武蔵小杉保育園(嘱託医)、にじいろ保育園新丸子(嘱託医)
© Morino Kodomo Clinic
