こどもと家族のインフルエンザワクチンQ&A - 武蔵小杉駅の小児科 - 武蔵小杉森のこどもクリニック小児科・皮膚科のブログ

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こどもと家族のインフルエンザワクチンQ&A

毎年この時期になると保護者の皆さんからたくさんご質問をいただく「こどもと家族のインフルエンザワクチン」について、Q&A形式でわかりやすくお答えしていこうと思います。

 

💡 知っておこう!インフルエンザワクチンQ&A

 


 

Q1:予約はいつからですか?

 

当クリニックでは、例年9月からウェブでのご予約を開始しています。2025年は9月1日から予約を開始しています。当院Web予約サイトに入っていただき、下にスクロールして「インフル注射ワクチン」「インフル経鼻ワクチン(フルミスト)」からご予約をお取りいただけます。
経鼻ワクチンのフルミストは数量が限られており、なくなり次第終了となりますので早目のご予約をお勧めします。

 

Q2:接種はいつからですか?

 

接種開始は10月1日を予定しています。ワクチンの供給状況によって多少前後する可能性もございますが、最新の情報は随時更新しますのでご安心ください。


 

Q3:卵アレルギーがあってもインフルエンザワクチンは接種できますか?

 

はい、基本的に接種可能です。

インフルエンザワクチンは、ニワトリの卵の成分を使って作られています。しかし、ワクチン中に含まれる鶏卵成分は極微量であること、近年製造技術が進歩していることからほとんどの卵アレルギーの方でも問題なく接種可能になっています。

過去にアナフィラキシーなどの重篤なアレルギー反応を起こしたことがある場合は、ご予約を取得する前に一度ご相談ください。

 

Q4:注射ワクチンと経鼻ワクチン、それぞれのワクチンの効果はどのくらい持続しますか?

 

どちらも効果の持続期間は約5-6ヶ月とされています。

インフルエンザの流行シーズンは、例年12月から翌年の3月頃にかけてです。2025年9月現在、すでにインフルエンザ流行やそれに学級閉鎖が起きています。そのため、10月から11月頃の早めの接種をお勧めします。

 

Q5:何月に打つべきですか?

 

10月から11月頃の接種をおすすめします。

ワクチンの効果は、接種してから約2週間後にピークに達します。効果が5-6ヶ月程度持続することを考えると、インフルエンザが流行する前のこの時期に早目に接種するのが最適です。

 

Q6:8月にインフルエンザにかかりました。それでもインフルエンザワクチンは接種したほうがいいですか?

 

はい、接種することをおすすめします。

「一度かかったから大丈夫」と思われるかもしれませんが、インフルエンザにはA型とB型があり、さらにそれぞれにいくつかの種類があります。8月に感染したインフルエンザの型と、流行シーズンに流行する型が異なる可能性があるからです。ワクチンは複数の型に対応しているので、しっかり予防するためには接種が重要です。


 

Q7:注射ワクチンと経鼻ワクチン、それぞれのワクチンの特徴を教えてください。

 

インフルエンザワクチンには注射ワクチンと、鼻にスプレーする経鼻ワクチンがあります。

注射ワクチン(不活化ワクチン)💉

<特徴>
ウイルスの病原性をなくした成分を注射で体に入れることで、免疫をつけます。

<メリット>

  • 日本で長年使われており、安全性が確立されています。
  • 生後6ヶ月から高齢者まで接種可能で、幅広い年齢のお子さん・成人に適応できます

<デメリット>

  • 注射なので、痛みや腫れが出ることがあります。
  • 注射なので、接種時の痛みがあります。
  • 13歳未満のお子さんは2回の接種となります。(1回目接種後、2〜5週後に2回目を接種します)
  • 感染予防効果よりも、重症化予防効果がメイン。

 

経鼻ワクチン(生ワクチン)👃

特徴>
弱毒化したウイルスを鼻の中にスプレーすることで、自然な形で免疫をつけます。

<メリット>

    • 注射の痛みがないため、注射が苦手なお子さんにとっては大きなメリットです。
    • 鼻にスプレーすることで、インフルエンザウイルスの感染予防が期待されます。重症化予防効果もあります。
    • 1回の接種で済みます。
  • デメリット:
    • 注射ワクチンよりも値段が高い。
    • 対象年齢が2~18歳に限られる。

 

Q8:注射ワクチンと経鼻ワクチン、それぞれのワクチンの価格を教えてください。

 

  • 注射ワクチン
    1回につき3960円(税込)です。
  • 経鼻ワクチン
    9900円(税込)です。

 

Q9:注射ワクチンと経鼻ワクチン、それぞれのワクチンの副反応は?

 

  • 注射ワクチン(不活化ワクチン):
    • 一番多いのは、接種部位の赤みや腫れ、痛みです。これらは多くの場合、数日で自然におさまります。
    • その他、発熱や倦怠感、頭痛などの全身性の副反応が見られることもありますが、こちらも一時的なものです。
  • 経鼻ワクチン(生ワクチン):
    • 主に鼻水や鼻づまりといった、風邪に似た症状が見られることがあります。

 

Q10:他のワクチンとの接種間隔は?

 

不活化ワクチンであるインフルエンザワクチンは、他のワクチンとの接種間隔に制限はありません

 


 

Q11:大人も接種するべきですか?

 

はい、ぜひ接種することをおすすめします。

大人がインフルエンザにかかると、高熱や強い倦怠感でつらい思いをするだけでなく、お子さんに感染させてしまうリスクも高まります。ご家族みんなでワクチンを接種することで、家庭内での感染拡大を防ぐことができます。当院ではこどもも大人の方も接種していただけます。それぞれのご予約を取得してください。

 

Q12:妊婦でもインフルエンザワクチンは接種できますか?

 

はい、接種できます。

妊娠中のインフルエンザ感染は、重症化するリスクが高く、お母さんだけでなくお腹の赤ちゃんにも影響を及ぼす可能性があります。産婦人科学会から、妊婦に接種を推奨するワクチンとしてインフルエンザワクチンが挙げられています(当院Blog「それぞれの病気の怖さを知っている小児科医だからこそ勧める!!妊娠中に接種が推奨されるワクチン」)。妊娠の時期を問わず、インフルエンザワクチンを接種することは推奨されています。

 

Q13:東振協やあまの創建のチケットは使用できますか?

 

はい、東振協(東京都総合組合保健施設振興協会)およびあまの創建のチケットはご利用いただけます。接種時に窓口へお持ちください。

 

Q14:川崎市の高齢者を対象とした定期のインフルエンザ予防接種の助成は使えますか?

 

申し訳ございませんが、当院は川崎市高齢者インフルエンザ予防接種の受託医療機関ではないため、助成券をご利用いただくことはできません。お近くの指定医療機関にて接種をお願いいたします。


 

Q14:インフルエンザワクチン接種に関して、「武蔵小杉 森のこどもクリニック小児科・皮膚科」の売りは何ですか?

 

<特徴1>
地域の子ども達のかかりつけ医であり、小児科医師全員が日本小児科学会認定小児科専門医です。接種後に発熱や腫れるなどの副反応があっても適切に対処させていただきます。気管支喘息やアレルギー性鼻炎などのアレルギー疾患、その他の疾患をお持ちの方も安全に接種していただけます。

<特徴2>
Web予診票を事前に入力いただく事、事前決済システムを導入しています。
接種後は会計を待つことなくお帰り頂けます。
※東振協(東京都総合組合保健施設振興協会)およびあまの創建のチケットをご利用のかたは、事前決済システムをご利用できません。

<特徴3>
感染対策として、インフルエンザ接種専用時間はクリーンタイム内に設けています。発熱などの感染症の診療は行っていない時間帯なのでご安心ください。
※17:30のインフルエンザワクチン接種は、クリーンエリアでの対応となります。

<特徴4>
トラベルワクチンとしてもインフルエンザワクチンは使用しています。海外渡航や帯同、留学を控えているかたのインフルエンザワクチンもお引き受けしています。
当院Blog「【トラベルワクチン通信】海外渡航者必見!インフルエンザワクチンはいつ打つ?世界の流行時期と注意点」

 

 

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武蔵小杉 森のこどもクリニック小児科・皮膚科の外観写真の画像
当院の外観写真

 

 

院長 大熊 喜彰 (おおくま よしあき)
記事監修
院長 大熊 喜彰
(おおくま よしあき)

日本医科大学医学部 卒業、順天堂大学大学院・医学研究科博士課程修了、国立国際医療研究センター小児科勤務、東京女子医科大学循環器小児科勤務

医学博士、日本小児科学会小児科専門医、日本小児科学会指導医、日本人類遺伝学会臨床遺伝専門医、そらいろ武蔵小杉保育園(嘱託医)、にじいろ保育園新丸子(嘱託医)

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