【2025/11/20木曜日から!】インフルエンザ検査が「痛くない」時代へ!AI搭載「nodoca」導入のお知らせ ~もう、あの“鼻グリグリ”で泣かなくていい?~ - 武蔵小杉駅の小児科 - 武蔵小杉森のこどもクリニック小児科・皮膚科のブログ

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【2025/11/20木曜日から!】インフルエンザ検査が「痛くない」時代へ!AI搭載「nodoca」導入のお知らせ ~もう、あの“鼻グリグリ”で泣かなくていい?~

「武蔵小杉 森のこどもクリニック小児科・皮膚科」院長です。
日頃から当院の診療にご理解とご協力をいただき、誠にありがとうございます。

武蔵小杉の街にも冬の足音が聞こえてくる季節となりました。 この時期、私たち小児科医が(そして、お子さんを持つ親御さんたちが)最も警戒するのが、そう、インフルエンザの流行です。

高熱、関節の痛み、だるさ…。インフルエンザ自体ももちろん辛いのですが、親御さんにとって、そして何よりお子さん自身にとって、もう一つ、大きな大きな「壁」がありますよね。

それは、インフルエンザの検査です。

診察室に入る前から、「イヤだ!」「やらない!」と涙目になるお子さん。 「がんばれ、すぐ終わるからね」と励ます親御さん。 そして、あの長~い綿棒(鼻咽頭ぬぐい棒)を見て、泣き叫ぶお子さんを、スタッフと親御さんで「ごめんね、ちょっとだけね!」と押さえながら、鼻の奥にグッと綿棒を差し込む…。

あの瞬間、お子さんはもちろん、押さえている親御さんも、そして検査をしている私たち医療者も、本当に心が痛いものです。「診断のためには必要な検査」とわかってはいても、結構泣かせちゃったな…と感じていたのが正直なところです。 「インフルエンザの検査が、もっと痛くなくて、怖くないものだったらいいのに」 そう願っていたのは、きっと私だけではないはずです。


🚀【朗報】「痛くない」インフルエンザ検査、始まります

 

このたび、「武蔵小杉 森のこどもクリニック小児科・皮膚科」では、お子さんたちとご家族の負担を少しでも減らしたい、その一心から、新しいAI搭載インフルエンザ検査機器「nodoca(ノドカ)」を導入いたしました!6歳以上の適応となります

この「nodoca」、何がすごいのか? 最大の特徴は、たった一言。

「痛くありません」

なぜなら、従来の検査のように、鼻の奥に綿棒を一切入れないからです。

「え?じゃあ、どうやって調べるの?」
「血を採ったりするの?」

ご安心ください。 採血もありません。

「nodoca」が行うのは、お子さんの「のど(咽頭)」の写真を、専用のカメラで撮るだけ。 そう、たったそれだけなんです。

「あーん」と大きくお口を開けてもらって、のどの奥をパシャリ。 数秒で終わる、その「写真」をAI(人工知能)が解析して、インフルエンザかどうかを判定するお手伝いをしてくれるのです。 これなら、お子さんが怖がることも、痛い思いをすることも、ほとんどありません。


🏥 当院での「痛くない検査」の受け方と仕組み(実際の流れ)

 

「nodocaをお願いしたい時は、どうすればいいの?」
「クリニックでは、どんなことをするの?」
「AIはどうやってインフルエンザを見つけるの?」

そうした疑問にお答えするため、当院での検査の「流れ」と「仕組み」を、時系列で一緒にご説明しますね。

ステップ1:ご自宅での「Web問診」

 

まず、当院を受診される際に、ご自宅などで入力していただく「Web問診」に、nodocaによる検査を希望されるかどうかの質問項目を追加しました。 インフルエンザが疑われる症状(高熱など)があり、検査の適応(※後の注意点をご覧ください)に当てはまる場合は、その項目で「nodocaを希望する」を選択してください。

ステップ2:クリニックでの「専用問診」と測定

 

クリニックに到着されましたら、受付後、nodoca専用の問診票(AIの解析に必要な情報を補うものです)への入力をお願いいたします。 あわせて、看護スタッフが体温測定心拍数測定を行います。これらもAIが正確に判断するための大切な情報となります。

ステップ3:診察室での「撮影」と「診察」

 

順番が来て診察室に入られましたら、まずはいつも通り、お子さんの全身の状態を診察(聴診など)します。 その後、いよいよnodocaの出番です。 「あーん」と大きくお口を開けてもらい、のどの奥の写真を撮るために、専用のカメラ(舌を押さえるヘラのようなものとカメラが一体になっています)を少しお口の中に入れさせていただきます。 撮影自体は本当に一瞬、数秒で終わります。

ステップ4:AIによる「画像解析」(nodocaの仕組み)

 

ここからがAIの出番です。「仕組み」の部分です。 撮影された「のどの画像」を、nodocaに搭載されたAIが瞬時に、そして詳細に解析します。

インフルエンザにかかると、のどの奥(咽頭)に、特有の赤み、腫れ、そして「濾胞(ろほう)」と呼ばれる小さなブツブツなど、特徴的な所見が現れることがわかっています。 私たち医師も、もちろん診察でのどを見ていますが、人間の目には限界があります。

「nodoca」のAIは、50万以上のインフルエンザ患者さんの「のどの画像データ」を事前に学習しています。いわば、「インフルエンザの“のど”を見極める超ベテランの専門家」のようなもの。 人間の目では捉えきれない、あるいは判断に迷うような微妙な「インフルエンザらしさ」の兆候を、AIが客観的に、そして高精度に検出してくれるのです。

ステップ5:AIの「判定」と医師による「総合診断」

 

AIは、撮影した画像、ご記入いただいた問診内容、体温、心拍数といった情報を瞬時に統合し結果をわずか数秒で表示します。

もちろん、AIの判定だけで「はい、インフルエンザですね」と決めるわけではありません。 医師がそのAIの解析結果に加えて、

  • お子さんの熱の高さ、上がり方

  • 咳や鼻水、体の痛みなどの他の症状

  • ご家族や学校、保育園での流行状況

  • そして、医師が直接診察して得た「のど以外の所見」や「全身の状態」 これら全ての情報を総合的に判断して、最終的な「診断」として親御さんに分かりやすくご説明いたします。


📊【比較表】従来の「鼻の検査」とAI検査「nodoca」の違い

 

「結局、今までの検査と何が違うの?」

「どっちの検査がいいの?」

そんな疑問に、ひと目で分かる比較表でお答えします。

比較項目 従来の検査(鼻咽頭ぬぐい液) AI搭載検査「nodoca」
検査方法 鼻の奥(鼻咽頭)に長い綿棒を挿入 のどの奥を専用カメラで撮影するだけ
痛 み 痛みや不快感、恐怖感あり 痛みなし(口を開けるだけ)
対象年齢 0歳から可能 6歳以上
検査タイミング 発熱後12時間以上経過を推奨 発熱後48時間未満(発熱後早期でも可)
発熱初日の感度 ウイルス量による(一般に低い) 約80%と報告あり
結果判明時間 10分~15分程度(待合室で待機) 数秒診察室で判明)
A型/B型の判別 可能 不可(インフルエンザか否かのみ)
自己負担額(3割) 約903円 約915円 (ほぼ同等

このように、nodocaは「痛くない」「結果が早い」「発熱初期でも精度が高い」という大きなメリットがある反面、「6歳以上」「A型/B型の区別はできない」といった特徴もあります。

当院では、これらの特徴を踏まえ、お子さんに最適な検査方法をご提案します。


✨ nodocaの「すごい!」ところ(メリット)

 

この「nodoca」の導入が、お子さんとご家族にどれだけの「良いこと」をもたらすか、私たちも本当に楽しみにしています。

1. とにかく、痛くない・怖くない(※適応のお子さんの場合)

 

これが、何と言っても最大のメリットです。 鼻の奥の粘膜をこすられる不快感、痛み、くしゃみ…。 それらが一切ありません。 「あーん」と口を開けることができれば、検査は終わります。

2. お子さんの負担を最小限に

 

検査を嫌がって泣き叫んだり、暴れたりするお子さんを、無理やり押さえつける必要がなくなります(※上手に「あーん」ができるのが条件です)。 「病院=痛いことをされる場所」というトラウマを植え付けることも、きっと減るはずです。

3. 親御さんの「心の」負担も軽減

 

お子さんが痛い思いをするのを間近で見るのは、親御さんにとっても本当に辛い時間です。 「代われるものなら代わってあげたい」そんな親御さんの心理的なストレスも、大幅に軽減されるはずです。

4. 検査がスピーディー(結果待ちの時間がありません)

 

AIによる解析は、わずか数秒で完了します。 撮影も短時間で終わるため、検査結果を待つ時間がほとんどありません。 従来の検査のように、結果が出るまで15分程度、待合室で待機していただく…という必要がなく、診察室内ですぐに医師から診断結果をお伝えできます。

5. 発熱してすぐでも検査が可能に

 

これまでのインフルエンザ迅速検査(鼻グリグリ)は、ウイルス量が増えてからでないと正確な結果が出にくいため、精度を保つために「発熱してから12時間以上」待ってから行うのが一般的でした。 「熱が出たばかりだから、明日また検査に来てください」と言われた経験がある親御さんも多いのではないでしょうか。

しかし、nodocaはAIがのどの所見を詳細に解析するため、発熱してすぐ(発熱初日)であっても、約80%の感度(インフルエンザを見つける力)が保たれていると報告されています。

『丸一日待たなくても、高い確率で診断がつけられる可能性がある』というのは、早く診断して早く治療を始めたいお子さん・ご家族にとって、非常に大きな魅力だと考えています。

6. 感染対策の面でも

 

従来の鼻の検査は、鼻の奥を刺激するため、お子さんがくしゃみや咳を誘発しがちでした。 その飛沫(しぶき)によって、ウイルスが周囲に拡散するリスクもゼロではありませんでした。 nodocaは、そうした刺激が少ないため、より安全に検査を行えるという側面もあります。


🩺「でも、精度は大丈夫?」~AIとエビデンスと費用~

 

「痛くないのは嬉しいけど、のどを見るだけで、本当に正確なの?」
「従来の鼻の検査の方が、やっぱり確実なんじゃない?」

そういったご不安や疑問を持たれるのは、当然のことです。 親御さんとして、最も気になる「精度」と、そして「費用」について、エビデンス(科学的根拠)に基づいて、お答えします。

  • 厚生労働省の「承認」を取得
    「nodoca」は、単なる「便利なアプリ」ではありません。 日本で初めて、「咽頭(のど)の画像」と「AI」を用いてインフルエンザの診断を補助する医療機器として、厚生労働省から正式に「製造販売承認」を受けています。 これは、国がその有効性と安全性を厳格に審査し、「医療現場で使っても問題ない」と認めています。

  • 従来の検査との比較
    「nodoca」が承認されるまでには、多くの患者さんのご協力のもと、大規模な臨床試験(研究)が行われました。 その研究では、最も精度が高いPCR検査と従来の鼻咽頭を綿棒でこする検査、nodoca(AI解析)の診断結果を比較しています。 結果として、「nodoca」は、従来の検査と同等の診断能力を持つことが、科学的に証明されました。
    ※前述の通り、発熱初日の感度でも約80%が報告されています。

  • 保険適用で、費用負担もほぼ同じです
    もちろん、厚生労働省に承認された医療機器ですので、nodocaによる検査も「保険適用」となります。 ご心配される費用についてもご安心ください。 患者さんが「3割負担」の保険診療を受ける場合、nodoca検査の自己負担額の目安は約915円です。 従来の迅速検査キット(鼻グリグリ)の場合が約903円ですので、nodocaで検査を受けても、ご家族の費用負担が大幅に増えることはありません。(※別途、診察料や処方料などがかかります)

私たち医療者は、「エビデンス(科学的根拠)」を何よりも大切にします。 「痛くないから」という理由だけで、精度の低い検査をお子さんたちに提供するわけにはいきません。 「nodoca」は、「痛くない」という優しさと、「高い診断精度」という確かなエビデンスを両立させていると判断したからこそ、当院での導入を決定しました。


⚠️【重要】知っておいてほしいこと(注意点・適応について)

 

「nodoca」は非常に素晴らしい機器ですが、残念ながら「万能」ではなく、検査を受けられる方には条件があります。 新しい検査だからこそ、その「限界」や「注意点」についても説明します。 以下の点を必ずご確認の上、Web問診で希望をご選択ください。

1. 適応年齢は「6歳以上」です
「nodoca」の有効性と安全性が確認されているのは、6歳以上の方です。  そのため、当院では6歳未満のお子さんには「nodoca」による検査は行いません。 (6歳未満のお子さんで検査が必要と判断される場合は、従来通りの鼻の検査となります)

2. 検査の「タイミング」が重要です
インフルエンザの検査は、早すぎても、遅すぎても正確な結果が出ません。

  • 早すぎる場合(発熱初日) メリットの項で述べた通り、nodocaは発熱初日でも約80%の感度があり、従来の検査より早期診断が期待できます。 しかし、裏を返せば、インフルエンザにかかっていても、約20%(5人に1人)は『陰性』と出てしまう(=偽陰性)可能性があるということです。 そのため、発熱直後の検査で陰性であっても、その後の症状の経過(熱が下がらない、他の症状が出てきた等)や、周囲の流行状況によっては、翌日に従来の鼻の検査をお勧めする場合があります。

  • 遅すぎる場合(発症から48時間以上)
    逆に、発症してから48時間(丸2日)以上経過すると、のどの所見が変化してしまい、AIの解析感度が低下することがわかっています。 そのため、発症から48時間以上経過している場合は、nodocaでの検査は行いません。(これは、抗インフルエンザ薬の治療効果も発症48時間以内が推奨されているため、という理由もあります)

3. 「あーん」とのどをしっかり見せていただく必要があります
AIが正確に解析するためには、のどの奥(咽頭)の鮮明な画像が不可欠です。 診察室でカメラをお口に入れる際に、

  • 怖がってしまって、お口を固く閉じてしまう

  • 舌が上がってきて(「おえっ」となりそうで)、のどの奥が全く見えない こういった場合は、正確な画像が撮れないため、残念ながらnodocaでの検査はできません。 「あーん」と上手にお口を開けて、のどちんこの奥を見せていただくご協力が必要です。

4. インフルエンザの「型(A型/B型)」は分かりません
nodocaは、「インフルエンザに感染している可能性が高いかどうか」を判定するAI検査です。 従来の鼻の検査キットのように、それが「A型」なのか「B型」なのかを区別することはできません。 (ただし、A型であってもB型であっても、処方する抗インフルエンザ薬や、登園・登校停止期間などの対応は基本的に同じですので、診断上の大きな問題はありません)

5. 従来の「鼻の検査」をお願いする場合があります
上記の理由(対象年齢でない、タイミングが合わない、のどがうまく見えないなど)でnodocaでの検査が適応とならない場合。 また、nodocaのAI判定結果(特に発熱直後で陰性だった場合)と、医師の診察所見(熱の経過や周囲の流行状況など)が大きく異なり、診断を確定させる必要がある場合。 こうした場合は従来の「鼻の綿棒による検査(迅速抗原検査)」の方が適切と判断し、そちらをお勧めすることがあります。

「痛くない検査」を希望されて来院されたにも関わらず、従来の検査をお願いする可能性がある点をご理解いただけますと幸いです。


❓ nodocaに関する「よくあるご質問(Q&A)」

 

親御さんからよくいただくご質問についてお答えします。

Q. 痛くないのは本当ですか? どのくらい時間がかかりますか?
A. はい、本当です。鼻の奥に綿棒を入れることは一切なく、専用のカメラでのどの奥を数秒撮影するだけです。AIの解析も数秒で終わるため、診察室内で結果をお待ちいただく時間もほとんどありません。

Q. なぜ6歳未満は受けられないのですか?
A. nodocaが厚生労働省から承認を得る際に行われた臨床試験(研究)が、主に6歳以上の方を対象としていたためです。6歳未満のお子さんにおける有効性・安全性のデータがまだ十分ではないため、当院では安全を最優先し、適応を6歳以上とさせていただいております。

Q. 熱が出たばかり(例:3時間前)でも検査できますか?
A. 検査自体は可能です。nodocaは発熱初日でも約80%の精度があるとされています。しかし、発熱直後すぎると、インフルエンザにかかっていても「陰性(偽陰性)」と出てしまう可能性が約20%あります。診察の上、症状や周囲の流行状況からインフルエンザが強く疑われる場合は、医師の判断で(翌日の再検査や)従来の検査をお勧めすることがあります。

Q. nodocaで「陰性」なら、インフルエンザでは絶対にないですか?
A. 残念ながら、「絶対にない」とは言い切れません。上記のように、発熱直後すぎると偽陰性(本当はかかっているのに陰性と出ること)の可能性があります。また、発症から48時間以上経過した場合も精度が落ちます。AIの判定結果と、医師の診察所見を合わせて総合的に判断します。

Q. 費用はいくらくらいかかりますか?
A. 保険適用の検査です。3割負担の方の場合、nodocaの検査自体の自己負担額は約915円(従来の検査は約903円)と、ほとんど変わりません。安心して検査を受けていただけます。(※別途、診察料などがかかります)

Q. nodoca希望で行ったのに、鼻の検査になることもありますか?
A. はい、可能性はゼロではありません。①6歳未満だった場合、②発症から48時間以上経過していた場合、③「あーん」がうまくできず、のどの奥が撮影できなかった場合、④nodocaの結果と診察所見が大きく異なり、医師が従来の検査が必要と判断した場合などです。すべてはお子さんの正確な診断のためですので、その際はご説明いたします。


🌳当院の理念と「nodoca」

 

武蔵小杉 森のこどもクリニック小児科・皮膚科は、 「家族とともに未来を担うこども達の健やかな成長と幸せを目指します」 という理念を掲げて、日々診療にあたっています。

今回の「nodoca」の導入は、まさにこの理念を形にするための、一つの「答え」です。

インフルエンザ検査の「痛み」や「恐怖」は、お子さんにとって「大きな壁」でした。 その壁を取り除き、ご家族の「可哀そう」という不安な気持ちに寄り添いたい。

エビデンス(科学的根拠)に基づいた最新・最適の医療(AI技術)を積極的に取り入れ、それを「わかりやすい説明」と「優しい診療」でお届けする。 そうすることで、武蔵小杉の地域のお子さんたちとご家族の「幸せ」に、ほんの少しでも貢献したいと考えています。


🤧まとめ

 

長くなりましたが、当院が新しく導入するAI搭載インフルエンザ検査機器「nodoca」についてご紹介しました。

  • のど(咽頭)の写真を撮るだけ

  • 鼻に綿棒を入れないので、痛くない・怖くない

  • AIが画像を解析し、診断を強力にサポート

  • 検査結果が数秒でわかり、診察室で待たずに診断がつく

  • 厚生労働省承認、保険適用の、信頼できる検査

ただし、以下のような重要な注意点があります。

  • 適応は「6歳以上」のお子さんです。

  • 発症から「48時間未満」での検査が推奨されます(発熱直後でも検査は可能ですが、100%ではありません)。

  • 「あーん」とのどをしっかり見せていただく必要があります。

  • A型/B型の区別はできません。

  • 自己負担額は従来の検査とほぼ変わりません。

もちろん、インフルエンザにかからないことが一番です。 ご家庭での感染対(手洗い、マスク)、十分な睡眠と栄養、そして適切な時期のワクチン接種(これは本当に大切です!)といった予防策が基本であることに変わりはありません。

しかし、どんなに気をつけていても、かかってしまうのが感染症です。 もし、お子さん(6歳以上)が高熱を出して、「インフルエンザかも…」とご不安になった時。 「検査、痛いから嫌だなぁ…」と受診をためらう必要は、もうありません。

「武蔵小杉 森のこどもクリニックに行けば、痛くない検査があるかもしれない」

そう思い出していただけたら幸いです。 私たちは、最新の知識と技術、そして変わらない「優しく寄り添う心」を持って、武蔵小杉のお子さんたちとご家族をお待ちしています。

何かご不明な点があれば、スタッフまでお気軽にご質問ください。

【SNSでも情報発信中!】

当院のSNSでは、小児科・皮膚科に関する役立つ情報や、季節ごとの病気の注意点などを発信しています。ぜひフォローしてください!

Instagram: 武蔵小杉 森のこどもクリニック小児科・皮膚科

 

 

武蔵小杉 森のこどもクリニック小児科・皮膚科の外観写真の画像
当院の外観写真

 

院長 大熊 喜彰 (おおくま よしあき)
記事監修
院長 大熊 喜彰
(おおくま よしあき)

日本医科大学医学部 卒業、順天堂大学大学院・医学研究科博士課程修了、国立国際医療研究センター小児科勤務、東京女子医科大学循環器小児科勤務

医学博士、日本小児科学会小児科専門医、日本小児科学会指導医、日本人類遺伝学会臨床遺伝専門医、そらいろ武蔵小杉保育園(嘱託医)、にじいろ保育園新丸子(嘱託医)

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