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BCGワクチンは乳幼児期における結核感染予防(特に結核性髄膜炎や粟粒結核等の重症結核の予防)に極めて効果的と言われています。
標準的な接種期間は生後5か月に達した時から生後8か月に達するまでとされており、生後1歳に達するまでに接種することとされています。
接種前の注意として、乳児湿疹やアトピー性皮膚炎等でステロイド軟膏を塗布されている方は、接種2日前から左上腕への塗布を中止してください。また、接種した部分は当分の間(局所反応が治まるまで)、ステロイド軟膏は使用できません。
接種後の経過は、通常接種後10日ごろに赤いぽつぽつが出現し接種後4週頃に最も局所反応が強く出ます。
接種後2~3日に強く接種部位の反応が出た場合(コッホ現象)はクリニックを受診が必要です。
その他、BCGワクチンに関してわからない点がありましたらご相談ください。
川崎市中原区
アクセス:武蔵小杉、新丸子、元住吉、武蔵中原
武蔵小杉 森のこどもクリニック小児科・皮膚科
院長 大熊 喜彰
日本医科大学医学部 卒業、順天堂大学大学院・医学研究科博士課程修了、国立国際医療研究センター小児科勤務、東京女子医科大学循環器小児科勤務
医学博士、日本小児科学会小児科専門医、日本小児科学会指導医、日本人類遺伝学会臨床遺伝専門医、そらいろ武蔵小杉保育園(嘱託医)、にじいろ保育園新丸子(嘱託医)