トラベルワクチン|中原区武蔵小杉駅の小児科・皮膚科 武蔵小杉森のこどもクリニック

ご予約・お問い合わせ
tel.044-739-0888
所在地
神奈川県川崎市中原区
小杉町2-228-1-1F
パークシティー武蔵小杉
ザガーデンタワーズウエスト
WEB予約 ご意見箱
MENU

トラベルワクチン|中原区武蔵小杉駅の小児科・皮膚科 武蔵小杉森のこどもクリニック

tel.044-739-0888

トラベルワクチン

Medical

Medical ラベルワクチン

海外転勤・海外旅行・海外留学を計画中の皆様へ。転勤先・旅行先・留学先での健康を守るために必要なトラベルワクチンの接種を行なっています。
渡航先の環境や流行している感染症に応じて、適切なワクチンを事前に接種することは、快適で安全な旅を実現するために非常に重要です。最新の情報に基づいて最適なワクチンプランをご提案いたします。英文書類が必要な場合も対応いたします。
複数回の接種が必要なワクチンもありますので、海外出張・海外留学・海外旅行が決まりましたら、早めにご相談ください。家族で海外赴任の場合は、ご家族で対応いたします。

トラベルワクチンのご相談やご予約は、
お電話(044-739-0888)で承ります。

※スタッフにご案内された方のみご使用ください

※予診票は接種予定のワクチン1種類につき1枚の記入が必要です

トラベルワクチン

世界地図

※下の表は横にスクロールできます。

渡航先 麻疹
風疹
おたふく
水痘
A型肝炎 B型肝炎 破傷風 ポリオ 髄膜炎菌 狂犬病 腸チフス 日本脳炎 インフルエンザ 帯状疱疹
北米 × × × ×
中南米 × ×
欧州 × × × ×
東アジア
南アジア
中近東 ×
アフリカ ×

MR(麻疹風疹)ワクチン、水痘ワクチン、おたふくワクチン、B型肝炎ワクチン、インフルエンザワクチンはどの地域でも接種を推奨しています。

各ワクチンについて

A型肝炎
概要
  • A型肝炎は加熱処理されていない食べ物や飲み物から感染する病気で、上下水道の整備の悪い国を含めてアジア、アフリカ、中南米と広く流行している病気です。
  • 発熱や倦怠感と黄疸があらわれて発症します。多くは後遺症もなく治りますが、劇症肝炎といって命にかかわることもあります。
  • 発症すると入院治療が必要となる場合があります。
ワクチン接種について
  • 60歳代以下の日本人のほとんどは免疫を持っていないといわれているため、流行している途上国に滞在する人に接種が推奨されます。
  • 3回接種で抗体が付きます。ワクチンは2~4週間隔で2回接種します。6か月目に追加接種をすると、少なくとも5年以上の効果が続くとされています。
狂犬病
概要
  • 狂犬病に感染した動物(イヌ、ネコ、キツネ、コウモリなど)に咬まれ、唾液中に排出されるウイルスが傷口より体内に侵入することにより感染するため、咬まれた場合は出来るだけ早く医療機関を受診することが重要な病気です。
  • 発症するとほぼ100%死亡します。
  • 日本、英国、オーストラリア、ニュージーランドなどの一部の国々を除いて、海外ではほとんどの国で感染する可能性がある病気です。
ワクチン接種について
  • 渡航前の接種(暴露前接種)は3回接種が必要です。詳しいスケジュールはお問い合わせください。
  • 3回接種すると3年間有効です。2~3年毎に1回追加するとさらに3年有効です。
ポリオ
概要
  • ポリオウイルスによって、急性の麻痺が起こる病気です。
  • WHOでは、ポリオが発生している国に渡航する場合は、以前にポリオの予防接種を受けていても渡航前に追加の接種を推奨しています。
  • アジアやアフリカの一部の国ではまだポリオの発生が確認されていますので、渡航される方は、現地での行動様式や感染状況に応じて追加の予防接種を検討してください。
ワクチン接種について
  • 3回接種(初期免疫2回 追加1回)
  • 子供のころに接種歴がある方は、1回接種をおすすめしています。
髄膜炎菌性髄膜炎
概要
  • 鼻水や咳などによる飛沫感染で、髄膜炎菌が鼻、喉、気管の粘膜から体に入り、血液や髄液などへ侵入すると菌血症や敗血症、細菌性髄膜炎などの病気を引き起こします。
  • 髄膜炎菌による髄膜炎などの病気は、ほかの細菌による病気と比べて病状が急激に進行することが特徴です。
  • 発症後2日以内に5〜10%が死亡すると言われています。適切な治療を受けても、10〜20%の割合で神経障害や手足の切断などの後遺症を残すこともある病気です。
ワクチン接種について
  • 大勢の人が集まるところに行く予定(ライブ、コンサート、スポーツ観戦など)がある方は接種を検討して下さい。
  • 海外留学で入寮する場合、特に米国の学校では入学に際して接種証明を求められることが多いので注意が必要です。
  • アフリカや中東、特に「髄膜炎ベルト」と呼ばれるサハラ砂漠以南、セネガルからエチオピアにかけての帯状の地域に含まれる国々へ渡航する時は接種が必要です。
  • 2歳〜55歳に1回接種を推奨しています。
破傷風
概要
  • 破傷風菌は世界中の土壌に広く分布し、日本でも毎年患者が発生している病気です。
  • 破傷風菌は傷口から感染し、菌が産生する毒素が神経に作用して死に至ることもある病気です。
ワクチン接種について
  • 渡航先での野外の仕事や辺境地への旅行などで怪我をする可能性が高い人、特に途上国では怪我をしやすく、医療へのアクセスが良くないことで命に関わる可能性もありますので接種を推奨しています。
  • 2種混合ワクチン(DT)を12歳の時に受けていれば、20代前半くらいまでは免疫が持続するとされています。その後は1回の追加接種で約10年間有効な抗体が付きます。
DPT(ジフテリア・破傷風・百日咳)
概要(ジフテリア)
  • 飛沫・接触感染し、喉などに感染して毒素を放出する細菌の感染症です。
  • 毒素が心臓の筋肉や神経に作用することで、眼球や横隔膜(呼吸に必要な筋肉)などの麻痺、心不全等を来たして、重篤になる場合や亡くなってしまう場合があります。
概要(百日咳)
  • 飛沫・接触感染し、特有のけいれん性の咳発作(痙咳発作)が特徴で、全回復するまで約2~3ヶ月かかる病気です。
  • 1歳以下の乳児、特に生後6カ月以下では重症化することがあります。
ワクチン接種について
  • 百日咳の抗体は5〜10年で低下を認めるので、乳児期に接種していても5〜10年毎のワクチン接種を進めています。
  • 破傷風ワクチンも含めたワクチンであるため、渡航前に破傷風ワクチンではなく3種混合ワクチンの接種をすることも可能です。
ワクチンの種類について

DPT 3種混合ワクチン(国内承認ワクチン)

  • 全年齢対象のため、10歳未満の方にも接種できます。

Tdap(輸入ワクチン)

  • 10歳以上で接種可能なワクチンです。
  • DPTと比べてジフテリアの抗原量が少ないため、副作用が少ないと言われています。
  • 留学先によっては、Tdapの接種が指定されています。
腸チフス
概要
  • チフス菌で汚染された飲食物によって感染します。衛生基準が高くない国で流行しており、東南アジア・南アジア・アフリカで流行しています。
  • 感染経路からA型肝炎と流行地域が類似しています。
ワクチン接種について
  • 国内で承認された腸チフスワクチンはなく、輸入ワクチンのみです。
  • 南アジアでは薬剤耐性のある腸チフス菌も多く報告されているため、特に接種が推奨されます。
  • 2歳以上で接種可能なワクチンです。
  • 1回接種で約3年間有効です。
帯状疱疹
概要
  • 帯状疱疹は、水痘・帯状疱疹ウイルスが再活性化することで発症し、主に体の片側に痛みを伴う発疹や水ぶくれが現れます。
  • 初期症状には皮膚の痛みや違和感、かゆみがあり、続いてピリピリと刺すような痛みが生じることがあります。
  • 海外渡航先で帯状疱疹を発症した場合、現地で治療は可能ですが高額な医療費が予想されます。
  • 免疫力の低下が引き金となり、50歳以上で発症率が高く、予防にはワクチン接種が推奨されます。
ワクチン接種について
  • 国内で承認されたワクチンを接種します。
  • 50歳以上の方が対象になります。
  • 2回接種します(2ヶ月あけて)

ワクチン価格表

※下の表は横にスクロールできます。

ワクチンの種類 税抜 税込 注意事項
MRワクチン(麻疹風疹混合) ¥10,000 ¥11,000
おたふくかぜワクチン ¥5,500 ¥6,050
水痘ワクチン ¥8,500 ¥9,350
A型肝炎(エイムゲン) ¥10,000 ¥11,000 ※1歳以上
B型肝炎ワクチン ¥6,000 ¥6,600
破傷風トキソイド ¥4,000 ¥4,400
不活化ポリオ(イモバックスポリオ) ¥10,000 ¥11,000
髄膜炎(メンクアッドフィ) ¥24,000 ¥26,400 ※2歳以上
狂犬病(ラビピュール) ¥18,000 ¥19,800 ※国内承認
狂犬病 ¥10,000 ¥11,000 ※輸入ワクチン注射器
日本脳炎ワクチン ¥7,500 ¥8,250
3種混合(トリビック) ¥5,000 ¥5,500 ※国内承認
3種混合(Tdap) ¥12,000 ¥13,200 ※輸入ワクチン注射器/10歳以上
腸チフス ¥10,000 ¥11,000 ※輸入ワクチン注射器/2歳以上
帯状疱疹 ¥22,300 ¥24,530

※輸入ワクチンとは、海外で安全性と有効性が証明され、広く使用されているものの日本国内では未承認のワクチンを指します。
輸入ワクチンの接種後に重篤な副反応が起こった場合、公的な保障制度はありませんが、輸入企業による補償制度が適用されます。

※ワクチン料金に加え、初診時に3,300円(税込み、初診料+ワクチンスケジューリング料)、2回目受診以降は1,650円(再診料)がかかります。

  • 「生ワクチン」の接種後27日以上の間隔をおかなければ「生ワクチン」の接種を受けることはできません。
  • 「生ワクチン」⇔「生ワクチン」以外の組み合わせ以外は、前のワクチン接種からの間隔にかかわらず、次のワクチン接種を受けることができます。
  • 接種から数日間は、発熱や幹部部位の腫脹(はれ)などがでることがあります。ルール上接種が可能な期間であっても、必ず発熱や接種部位の腫脹(はれ)がないこと、体調が良いことを診察で確認し、医師と相談の上で接種をおこないます。

ワクチン接種の流れ

Step1
当院にお電話でご連絡ください

ご本人様の情報をはじめ、渡航先や接種希望日等をお伺いいたします。さらに細かな内容をいただくため、その後問診の入力をお願いしております。

Step2
お電話にて接種ワクチン・各種文書、スケジュールや料金等の確認

(1)入力いただいた問診を確認後(2~4日診療日程度のお時間をいただきます)、接種が必要なワクチンの種類やスケジュール、料金等の説明をお電話にてご説明させていただき、初回接種日の予約を行います。
<料金>トラベルワクチン相談料¥1,650を頂戴します。(※初回来院時にお支払いとなります)

(2)各種文書作成
渡航に必要な書類等は前もってお知らせいただき、準備を進めていきます。海外留学では入学時に診断書(Medical Certificate)や、ワクチンの接種歴や感染症に対する抗体価の証明書が必須となっているところが多いので、渡航前に確認が必要です。証明書は学校や会社ごとに様式等が異なりますので、早めにご確認ください。
※作成には別途料金がかかります。
※書類作成はお時間をいただいております。様式や枚数にかかわらず、7日診療日以降のお渡しとなりますのでご了承ください。

Step3
ご来院~接種

接種当日は医師が説明と診察を行います。問診によって接種可能と判断すればワクチン接種を行います。その後、健康状態の観察を行うため院内で30分程度観察を行います。来院の際、渡航に必要な各種必要な書類(原本)をお持ちください。
<料金>トラベルワクチン初診料(¥1,650)+接種したワクチンの料金+各種書類作成料+トラベルワクチン相談料※STEP2(¥1,650)を頂戴します。

Step4
追加接種

必要に応じて来院いただき、2回目以降のワクチン接種を行います。書類の追加記載が必要な場合は忘れずにお持ちください。
<料金>トラベルワクチン再診料(¥1,650)+接種したワクチンの料金を頂戴します。

footer