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夜泣きに悩む親御さんは少なくありません。「どうしてうちの子は夜泣きをするの?」「何をしても泣き止まない…」と心配になることもあるでしょう。このブログでは、夜泣きの原因と解決法について分かりやすく解説します。少しでもお子さんと親御さんの睡眠が改善されるお手伝いができれば幸いです。
夜泣きとは、赤ちゃんや幼児が夜中に突然目を覚まし、大きな声で泣くことを指します。多くの場合、生後6か月~2歳頃までの子どもに見られます。成長の過程で自然に減少していきますが、それまでは親御さんにとって大きなストレスになることもあります。
夜泣きにはいくつかの原因があります。これを知ることで対処法を考えやすくなります。
赤ちゃんは大人と比べて睡眠サイクルが短く、浅い眠り(レム睡眠)の時間が多いです。このため、夜中に目が覚めやすく、泣き出してしまうことがあります。
成長期の赤ちゃんは夜間にエネルギーを必要とするため、空腹で目を覚ますことがあります。
部屋が暑すぎたり寒すぎたり、暗すぎたり明るすぎたりすることが、夜泣きの引き金になることもあります。
身体的な変化による不快感や痛みも夜泣きの原因になります。
日中の刺激が多すぎると、赤ちゃんの脳が興奮し、夜に安心できず泣くことがあります。
規則正しい生活リズムを作ることが、夜泣きを防ぐ第一歩です。
お風呂に入る、絵本を読む、子守唄を歌うなど、リラックスできる習慣を取り入れましょう。これにより、赤ちゃんは「これから寝る時間だ」と安心感を得られます。
夜泣きの際にすぐ遊び始めたりすると、夜中に目を覚ます癖がつくことがあります。
どうしても夜泣きが止まらない場合や、健康に影響を与えていると感じる場合は、小児科クリニックに受診をご検討ください。
夜泣きは赤ちゃんの成長過程の一部であり、一時的なものです。親御さん自身が無理をしすぎず、周囲の助けを借りながら乗り越えることが大切です。日中にお子さんがぐっすり眠るための工夫を取り入れつつ、親御さん自身の休息も確保してください。
川崎市中原区
アクセス:武蔵小杉、新丸子、元住吉、武蔵中原
武蔵小杉 森のこどもクリニック小児科・皮膚科
院長 大熊 喜彰
日本医科大学医学部 卒業、順天堂大学大学院・医学研究科博士課程修了、国立国際医療研究センター小児科勤務、東京女子医科大学循環器小児科勤務
医学博士、日本小児科学会小児科専門医、日本小児科学会指導医、日本人類遺伝学会臨床遺伝専門医、そらいろ武蔵小杉保育園(嘱託医)、にじいろ保育園新丸子(嘱託医)