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新型コロナウイルス感染予防のために日々マスクを着用することが習慣化していることと思います。
そんな中、
「子供にマスクをつけても取ってしまいます!」
「マスクつけて熱中症は大丈夫なんでしょうか?」
など多くの質問をいただいています。
6月11日に日本小児科学会から子供のマスク着用に関して提言が出ましたので共有します。
以下の理由で乳幼児(特に2歳未満)のこどもではマスク着用に注意が必要であると提言しています。
・正しくマスクを着用することが難しいため、感染予防効果はあまり期待できない。
・呼吸が苦しくなり、窒息の危険がある。
・嘔吐した場合にも、窒息する可能性がある。
・熱がこもり、熱中症のリスクが高まる。
・顔色、呼吸の状態など体調異変の発見が遅れる。
感染の広がりの予防はマスク着用だけではありません。
保護者が感染予防を徹底する、出かける場合は保護者とともに3密を避ける、人との距離(ソーシャル・ディスタンス)を保つことの方が効果的であると考えられます。
<出典>
http://www.jpeds.or.jp/modules/guidelines/index.php?content_id=117
川崎市中原区
アクセス:武蔵小杉、新丸子、元住吉、武蔵中原
武蔵小杉 森のこどもクリニック小児科・皮膚科
院長 大熊 喜彰
日本医科大学医学部 卒業、順天堂大学大学院・医学研究科博士課程修了、国立国際医療研究センター小児科勤務、東京女子医科大学循環器小児科勤務
医学博士、日本小児科学会小児科専門医、日本小児科学会指導医、日本人類遺伝学会臨床遺伝専門医、そらいろ武蔵小杉保育園(嘱託医)、にじいろ保育園新丸子(嘱託医)