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新学期が始まり、まだまだ暑いものの朝晩の厚さは少し落ち着いてきたような気がしています。
この8月後半から秋にかけて、お子さんの鼻水やくしゃみ、目のかゆみに悩まされているご家庭も多いのではないでしょうか?
「夏風邪かな?」「鼻炎がぶり返したのかな?」そう思って様子を見ているうちに、症状がなかなか良くならない…そんな時、もしかしたら「秋の花粉症」の可能性を考えてみる必要があります。
今回は、秋の代表的なアレルギー、特に「ブタクサ花粉症」について、子育て中の親御さん向けに分かりやすくお話ししたいと思います。
花粉症というと、多くの方がスギやヒノキが飛ぶ春をイメージされると思います。しかし、実は秋にもたくさんの花粉が飛散するんです。秋の花粉症の代表格が、この「ブタクサ」です。
ブタクサは、キク科の一年草で、道端や空き地、河川敷など、私たちの身近な場所にとてもよく生えています。当院がある神奈川県川崎市中原区には近くに多摩川が流れていますが、その河川敷にはたくさんの雑草が生えていて秋の花粉症の原因となる「ブタクサ」や「ヨモギ」も生えています。
大人の花粉症と同じように、お子さんのブタクサ花粉症も主に次の3つの症状が出やすいです。
「風邪かな?」と思っていても、熱がなく、このような症状が長引く場合は、花粉症を疑ってみてください。特に、朝晩に症状が悪化したり、外遊びから帰った後にひどくなったりする時は、花粉が原因かもしれません。
ここがブタクサ花粉症の怖いところ、いえ、ちょっと注意が必要なポイントです。ブタクサの花粉に含まれるアレルギーを起こす物質(アレルゲン)は、メロンやスイカ、バナナなどの果物、トマトといった野菜に含まれるアレルゲンと構造が似ています。
そのため、ブタクサ花粉症のお子さんがこれらの食物を食べると、口の中や唇、喉がイガイガしたり、かゆくなったりする症状が出ることがあります。これを「口腔アレルギー症候群(OAS)」といいます。
こういった症状が見られた場合は、食べるのをやめ受診してください。重篤なアナフィラキシーショックにつながることは稀ですが、アレルギー症状の一つとして認識しておくことが大切です。
まずは、花粉症の原因となるブタクサの花粉との接触をできるだけ避けることが重要です。
「色々と対策しているけれど、やっぱり辛そう…」そう感じたら、我慢せずに相談してください。
ブタクサ花粉症は、アレルギー性鼻炎や結膜炎、喘息などの合併症を引き起こすことがあります。症状がひどくなる前に、適切な診断と治療を行うことが大切です。
秋の心地よい風とともに、子どもの外遊びが増える時期です。公園や河川敷など、自然の多い場所では特にブタクサが茂っていることが多いです。
「単なる風邪だろう」と見過ごしてしまいがちな秋の花粉症ですが、お子さんの体調の変化に敏感になってあげてください。
もし気になることがあれば、いつでも当クリニックにご相談ください。私たち「武蔵小杉 森のこどもクリニック小児科・皮膚科」は、お子さんとご家族が笑顔で毎日を過ごせるよう、全力でサポートさせていただきます。
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当院の外観写真
日本医科大学医学部 卒業、順天堂大学大学院・医学研究科博士課程修了、国立国際医療研究センター小児科勤務、東京女子医科大学循環器小児科勤務
医学博士、日本小児科学会小児科専門医、日本小児科学会指導医、日本人類遺伝学会臨床遺伝専門医、そらいろ武蔵小杉保育園(嘱託医)、にじいろ保育園新丸子(嘱託医)