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まだまだ暑い季節が続いていますが、 当院を含め多くのクリニックでは9月からインフルエンザワクチンの予約が開始となります(接種は10月から)。お子さんのインフルエンザワクチンについて、そろそろ考え始める方も多いのではないでしょうか?毎年恒例の「注射」は痛いし、泣かれるのがかわいそう…😣と悩む方もいらっしゃるかもしれません。
実は、インフルエンザワクチンには「注射」以外に、鼻からスプレーするタイプの「フルミスト®」があることをご存じでしょうか? 当院では、お子さんの負担を少しでも減らせるよう、2024年の発売当初からフルミストの接種を開始しています。
そこで今回は、「注射」と「フルミスト」、それぞれのメリット・デメリットを徹底比較し、お子さんに合ったワクチン選びのお手伝いをしたいと思います。
長年使われてきたおなじみの注射ワクチンは、「不活化ワクチン」といって、ウイルスを殺して免疫をつくる成分だけを使っています。
メリット
デメリット
フルミストは、弱毒化したインフルエンザウイルスを鼻から直接スプレーする「弱毒生ワクチン」です。より自然な免疫を形成します。
メリット
デメリット
どちらのワクチンにもメリット・デメリットがあります。では、どうやって選べばいいのでしょうか?
①「注射はもう嫌だ!」というお子さんにはフルミスト
毎年注射で大泣きしてしまうお子さんには、フルミストが大きな選択肢になるでしょう。痛くないので、泣かずに接種できるかもしれません。
②注射ワクチンで腫れやすい子にはフルミスト
③効果の持続で選ぶならフルミスト
④出費を抑えたいなら注射ワクチン
⑤来院回数を減らしたいならフルミスト
「武蔵小杉 森のこどもクリニック小児科・皮膚科」では、経鼻生ワクチンである「フルミスト®」、注射ワクチンともにご用意しています。
予約開始は9月1日から、接種開始が10月からとなります。
子どもも成人も対応していますので、ご家族みんなで接種していただけます。
注射ワクチンは、東京都総合組合保健施設振興協会(東振協)とあまの創建の利用券を御利用頂けます。
インフルエンザワクチンは、お子さんをインフルエンザの重症化から守るための大切な予防策です。 ご家族でよく話し合って経鼻生ワクチン「フルミスト®」か注射ワクチンか決めることが大切です。 当院では、インフルエンザワクチンに関するご相談も随時受け付けています。ご不明な点がありましたら、お気軽にご来院ください。
<関連>
・当院Blog「【毎年9月予約取得、10月接種開始を】大切な家族をインフルエンザから守る! 毎年インフルエンザワクチン接種で安心をプラス!」
・当院Blog「【インフルエンザワクチン】従来の注射か、経鼻(フルミスト)か、どっち?」
・当院Blog「「フルミスト®」:注射じゃないインフルエンザワクチンのお話」
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当院の外観写真
日本医科大学医学部 卒業、順天堂大学大学院・医学研究科博士課程修了、国立国際医療研究センター小児科勤務、東京女子医科大学循環器小児科勤務
医学博士、日本小児科学会小児科専門医、日本小児科学会指導医、日本人類遺伝学会臨床遺伝専門医、そらいろ武蔵小杉保育園(嘱託医)、にじいろ保育園新丸子(嘱託医)