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当院の「トラベルワクチン外来」では海外出張、その帯同、旅行、留学などで海外渡航するかたが多く受診されています。
楽しい海外生活の準備の真っ只中、「そういえば、海外の感染症って大丈夫なのかな…?」と、ふと心配になることもあるかもしれません。そうは言っても、渡航先に必要と思われるワクチンをご自身でアレンジするのは難しいと思います。
当院トラベルワクチン外来は、小児も成人も対応していますので、ご家族まとめての対応も可能ですし、渡航先別に最適なワクチンの提案・スケジューリングをさせていただきます。。渡航が決まりましたらお早めにまずはご相談ください。
トラベルワクチン外来はお電話で受け付けております(044-739-0888)。
9月を前に留学される方が増えています。渡航先の国での生活に胸を膨らませている方も多いのではないでしょうか。 期待に満ちた留学生活を、病気の心配なく、思い切り楽しんでほしい。そんな思いから、今回は留学前に知っておきたい「予防接種」「健康診断」「必要書類」について、留学するお子さんやご家族の皆さんにわかりやすくお伝えします。
留学先では、日本とは異なる感染症に遭遇するリスクがあります。また、集団生活を送ることが多いため、感染症が広がりやすい環境に身を置くことになります。
留学先の学校によっては、入学の条件として特定の予防接種を完了していることを義務付けているところがほとんどです。予防接種の証明書が提出できないと、入学が認められない、または授業に参加できないといった事態になりかねません。
アメリカに留学する場合、州によって求められる予防接種の種類は異なります。また、大学によっては州で求められた予防接種だけでなく、大学独自で推奨する予防接種の種類を規定しているところもあります。
これらはあくまで一例です。留学先の州や学校によって、必要とされるワクチンは異なります。必ず事前に、志望校のホームページなどで最新の情報を確認するようにしましょう。
皆さんは、これまでに受けた予防接種の記録(母子手帳など)をちゃんと保管していますか? 留学先では、予防接種の記録を英文で提出する必要があります。母子手帳は大切な証明書になりますので、なくさないように大切に保管しておいてください。
もし記録が見つからない場合や、接種歴が不明な場合は、抗体検査で免疫の有無を調べることもできます。抗体がなければ、改めてワクチンを接種する必要があります。
予防接種には複数回接種が必要なものもあり、全て完了するまでに時間がかかります。 例えば、B型肝炎ワクチンは3回の接種が必要で、全て完了するまでに6ヶ月ほどかかることもあります。
「出発直前で焦ってしまった…」なんてことにならないように、留学が決まったらすぐに、かかりつけの医療機関に相談して、余裕をもったスケジュールを立てるようにしましょう。
留学先では、予防接種だけでなく、健康診断書の提出も求められることがあります。
「え、健康診断なんて普段からやってるよ?」と思うかもしれません。しかし、留学先で求められる健康診断は、日本の学校健診とは少し内容が異なることがあります。
これらの項目について、英文の診断書を作成する必要があります。余裕をもって準備するようにしましょう。
留学は、人生においてかけがえのない経験となります。その大切な時間を、病気の不安なく、最高の思い出で満たしてほしいと願っています。
出発前にしっかりと準備をしておくことで、安心して新しい生活をスタートできます。
留学前のチェックリスト
当院では、留学に必要な予防接種や英文の書類作成にも対応しています。 「何から始めたらいいかわからない」「書類の書き方が不安」といった方も、お気軽にご相談ください。
皆さんの留学生活が、健康で実り多いものになるよう、心から応援しています!
【SNSでも情報発信中!】
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Instagram: 武蔵小杉 森のこどもクリニック小児科・皮膚科
当院の外観写真
日本医科大学医学部 卒業、順天堂大学大学院・医学研究科博士課程修了、国立国際医療研究センター小児科勤務、東京女子医科大学循環器小児科勤務
医学博士、日本小児科学会小児科専門医、日本小児科学会指導医、日本人類遺伝学会臨床遺伝専門医、そらいろ武蔵小杉保育園(嘱託医)、にじいろ保育園新丸子(嘱託医)