今年もインフルエンザの流行が徐々にみられるようになってきました。
インフルエンザウイルス感染に関してまとめてみたいと思います。
<症状>
典型的なインフルエンザウイルス感染では、38℃以上の発熱、頭痛、全身倦怠感、筋肉痛などが急速に現れ、咳や鼻水などの呼吸器症状や腹痛などの消化器症状も認められます。
小児においては、肺炎と中耳炎の合併が多いとされています。
RSウイルスは、主に乳幼児に肺炎や細気管支炎をひきおこすウイルスです。
これまでは冬に流行するといわれていましたが、現在は1年を通じて感染がみられ、2019年は6月中旬から感染報告数が増え続けています。
生後1歳までに半数が、2歳までにほぼ100%の児が感染するといわれています。
成人が感染しても鼻かぜ程度ですが、乳幼児(特に1歳未満、基礎疾患を持つ児など)が感染すると約30%の児が肺...
臍ヘルニアとは、いわゆる「でべそ」のことです。
生後まもなくその緒が取れた後、へその緒が通っていた穴を塞ぐために壁として、へその真下の筋肉が作られます。その過程で、一時的に不十分で、壁の穴が閉じていない状況が生じます。すると、その穴より腸が脱出してせり出します。
これが「臍ヘルニア」です。
おなかのなかの腸が出たり入ったりするため、触れると柔らかく、圧迫するとグ...